評 価
File No.
0804
製作年 / 公開日
2008年 / 2008年08月23日
製 作 国
アメリカ
監 督
マイケル・パトリック・キング
上 映 時 間
144分
公開時コピー
歴史的大ヒット!世界各国で新記録樹立!!
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
サラ・ジェシカ・パーカー
[as キャリー・ブラッドショー]
キム・キャトラル
[as サマンサ・ジョーンズ]
クリスティン・デイヴィス
[as シャーロット・ヨーク]
シンシア・ニクソン
[as ミアンダ・ホッブス]
クリス・ノース
[as ミスター・ビッグ]
ジェニファー・ハドソン
[as ルイーズ]
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あ ら す じ
ニューヨーク。ファッションアイコンで3冊のベストセラーを出版した
キャリー・ブラッドショー
。ロスで若い恋人のマネージメントをするPR会社社長の
サマンサ・ジョーンズ
。母親であり妻でもある敏腕弁護士の
ミランダ・ホッブス
。そして、理想の結婚をしたものの子供に恵まれず、中国から養女を引き取って育てる
シャーロット・ヨーク
。
それぞれ性格も好みも異なるが、友情という固い絆で結ばれていた4人の女性たち。サマンサは恋人との関係に疑問を感じ始めていた。シャーロットは40代になってついに子供を妊娠。ミランダは夫の浮気の告白に激怒し、息子を連れて夫との別居生活を始めることになった。そして、キャリーは10年もの間くっついたり離れたりを繰り返してきた
ミスター・ビッグ
との結婚が決まる。ところが、式当日になってビッグが挙式をためらったために、結婚自体がご破算になってしまう・・・・・。
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たぴおか的コメント
そもそも、この作品を観たのはあの『マネキン』のキム・キャトラルが出演していたからで、そうでなければ劇場で観ることはなかっただろう。『マネキン』が公開されたのが1988年のことで、以来20年ぶりに見る彼女は昔のスリムな体型が思い出せないくらいに貫禄がついてしまっていたのが悲しい。それにしても、彼女は当然“Around Forty”だと思っていたのだが、実年齢が今年52歳になると知ってビックリ。本当に美しい年齢の重ね方をした女優だと感心した。
肝心の作品はというと、久しぶりにあの『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソンにお目にかかれたのは収穫だったが、それ以外は・・・・・。特に、主役のキャリーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーが私にとっては全く魅力ゼロなのが致命的。とにかく、見た目からして全く美しいとも可愛いとも感じられず、なぜ彼女が主役に抜擢されたのか理解に苦しむ。主役級の他の3人はそれぞれにどこか光る美しさというか魅力が感じられるというのに、肝心な主役があれではねぇ・・・・・。おかげで、『ダークナイト』では152分という尺が何の苦にもならなかったのに、この作品の144分は拷問に近い長さに感じられてしまった。
内容も、主役級の4人を“Around Thirty”に変更すればそれで通ってしまう気がして、40歳代でなければならない必然性も感じられない。ただ、近くに座っていた女性2人が、帰り際に「最高に面白かった!」とコメントしていたとろろから考えると、単に私がこの作品のターゲット外だっただけなのかもしれない。