評     価  

 
       
File No. 0824  
       
製作年 / 公開日   2008年 / 2008年09月13日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   瀬々 敬久  
       
上 映 時 間   116分  
       
公開時コピー   仕事、ドリブル、恋、シュート。
CA(キャビンアテンダント)がバスケ!? 爽快・感動・燃焼系ムービー!!
 

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   石原 さとみ [as 早瀬ゆかり]
真木 よう子 [as 垣内千夏]
渡辺 有菜 [as 早瀬ゆかり]
滝沢 沙織 [as 水野樹]
柄本 佑
酒井 彩名 [as 相原芽久美]
鹿谷 弥生 [as 藤野弥生]
吉瀬 美智子 光石 研
大杉 漣
八木 亜希子
木村 祐一
堀内 敬子 [as 藤代敦子]
白石 美帆 [as 谷本美咲]
哀川 翔 [as ゆかりの父]
高田 純次 [as 林監督]
 
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あ ら す じ    小さい頃に入院中の母を見舞うため、たったひとりで生まれて初めて飛行機に乗った早瀬ゆかり。寂しさと怖さでいっぱいのゆかりに優しく接してくれたスチュワーデスに憧れ、ゆかりは夢を実現してついにCAになった。ところが、先輩から無理矢理引っ張って行かれた場所は、なぜか体育館。しかも、未経験であるにもかかわらず、いきなりバスケをやらされるハメになってしまった。実は彼女、同じ新人CAでバスケ部JALラビッツに入部予定の同姓同名早瀬ゆかりと間違えられていたのだ。
 ある日ゆかりは道で見知らぬ男性と、彼がラビッツの林監督であるとは夢にも思わずすれ違った。そして、すれ違いざまにゆかり何を見たのか、監督はゆかりにラビッツへの入部を要請してくる。ゆかりは、その申し出を拒否しようとしたが、上司から業務命令で有無を言わさずラビッツへの入部を決められてしまうのだった。そして、練習する間もなくいきなり宿敵JOMOとの練習試合に出されたゆかりは、何も出来ないまま試合も大敗を喫してしまう。
 それからというもの、ゆかりは同期の垣内千夏、それに同姓同名のゆかりとの3人で、バスケに本気で取り組むこととなった。主力メンバーの引退や、恋人が実家の福岡に帰ってしまったり、次々と騒動が絶えない中、ゆかりは仕事とバスケ、それに恋愛の三者択一ではなく、すべてをやり遂げようと決意するのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    2004年に全日本総合選手権で優勝した実在のチーム“JALラビッツ”をモチーフに描かれたオリジナル・ストーリーを映画化した作品。ちなみに、作品中で対戦した“ラビッツOGチーム”は、実は本物のラビッツ選手とのこと(そりゃ、勝てるわけないよなぁ)。
 主演の石原さとみは、やっぱりこういうストレートな役柄が似合っている。常に明るく前向きで、自分の目標のためにがむしゃらになって突き進む、そんな役柄を演じている彼女は間違いなく魅力的だ。演技の幅は狭まってしまうかもしれないが、今後はドラマ『パズル』の鮎川美沙子のようなキャラを演じるのは控えて欲しいものだ(冗談)。
 作品自体は、主役の早瀬ゆかり同様にあれもこれもと欲張りすぎた感があり、今ひとつの出来だったように思えた。脇役のキャストがやたら豪華なのもそのひとつで、彼らのキャラクターを生かし切るに至っていない。ただ、今まで大嫌いだった柄本佑が、頭を丸めて懸命に演じていたのは見直した。まぁ、なんだかんだ言っても、やはりスポーツを題材にした作品は心地よく、けなしながらも結局は「良かった」という結論に至ってしまう(笑)。主演が石原さとみとなればなおさらのことだ。