評     価  

 
       
File No. 0833  
       
製作年 / 公開日   2008年 / 2008年09月27日  
       
製  作  国   アメリカ / オーストラリア  
       
監      督   ジョージ・C・ウルフ  
       
上 映 時 間   97分  
       
公開時コピー   10年前より
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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   リチャード・ギア [as ポール・フラナー]
ダイアン・レイン [as エイドリアン]
スコット・グレン [as ロバート]
ジェームズ・フランコ [as マーク・フラナー]
クリストファー・メローニ [as ジャック]
ヴィオラ・デイヴィス [as ジャン]
パブロ・シュレイバー
メイ・ホイットマン
 
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あ ら す じ    夫は家を出て自分以外の女性の元へと走ってしまい、思春期の娘は自分に反抗してばかり。そんな毎日に疲れ果てたエイドリアン。ある時彼女は2人の子供を夫に預けて、ノース・カロライナの小さな町ローダンテにある親友が経営する海辺の小さなホテルを5日間だけ手伝うことになった。
 嵐が近づいているとあって、宿泊客は外科医のポール・フラナーただ一人だった。そして、彼もまたエイドリアン同様に悩みを抱えていた。それは、彼の元を離れてひとり未開の地で医療に取り組むひとり息子マークとの和解だった。2人は互いを知るにつれ次第に強く惹かれ合っていき、やがてかけがえのない存在だと感じるようになる。嵐は過ぎ去り、ポールは息子の元へと旅立って行く。
 ポールとエイドリアンの間で手紙のやり取りが始まった。ポールは息子とも打ち解けることができ、一方のエイドリアンも中途半端だった夫と訣別する意志を固めた。そして、ついにポールがエイドリアンの元へと帰ってくる日が訪れる。ところが、エイドリアンを訪ねてきたのはポールではなく、息子のマークだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    あの『きみに読む物語』と同じ原作者ということと、リチャード・ギア&ダイアン・レインという組み合わせに惹かれて観たのだが、途中から雲行きが怪しくなってきて、意外な展開にはちょっとガッカリさせられた。決してストーリーがつまらないわけではないが、どうしても『きみに読む物語』と比べてしまうと、キャストも豪華であるにもかかわらず見劣りしてしまう。
 そもそも他の役者ならいざ知らず、リチャード・ギアほどの役者を起用しておいてああいう使い方はないだろう(笑)。そして、物語の核心はリチャード・ギア扮するポールがああなってからの、ダイアン・レイン扮するエイドリアンがどう立ち直るかにあると思うのだが、それがあまりにあっさりし過ぎていて物足りない。また、エイドリアンと彼女に反抗する娘のエピソードも中途半端だし、ラストで野生化した馬の群れと遭遇したエイドリアンが感激するのもあまりに作為的に感じてしまった。