評     価  

 
       
File No. 0842  
       
製作年 / 公開日   2008年 / 2008年10月11日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   ジェイ・リー  
       
上 映 時 間   94分  
       
公開時コピー   飛び散る感部!  波打つ巨乳!  血しぶきのステージに男の欲望が渦巻く!  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   ジェイナ・ジェイムソン [as キャット]
ロバート・イングランド [as イアン]
シャムロン・ムーア [as ジェニー]
ジョーイ・メディナ [as パコ]
ロクシー・サイント [as リリス]
ベニー・ドレイク [as ソックス]
ジェニファー・ホーランド [as ジェシー]
ホイットニー・アンデルソン [as ガイア]
 
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あ ら す じ    そう遠くない未来。第4期目に突入したブッシュ政権下のアメリカ。世界各国で繰り広げられる戦闘により、慢性的な兵士不足に陥った米軍は、W産業と共同で死人を甦らせるウイルスを開発する。ところが、そのウイルスが研究所内で拡がってしまい、増殖して手の付けようがなくなったゾンビたちを掃討するために特殊部隊が送り込まれる。ミッションはたやすく成功したかに見えたが、隊員の一名がゾンビに噛まれてしまい、殺されることを恐れたその隊員は密かに逃げ出してしまう。
 ウイルスに感染した隊員が逃げ込んだ先は、ヌードを人前に晒すことが法律で禁じられた中、アングラで経営されていた違法なストリップ・クラブだった。そして、ゾンビ化した隊員は、あろうことか部隊の上のナンバーワン・ストリッパーのキャットに噛みついてしまう。ゾンビに喉を食いちぎられて死んだかに見えたキャットだったが、やがておもむろに起き上がると舞台に上がり、今までに見せたことがないような妖艶なダンスを披露し、場内は異様な盛り上がりを見せるのだった。
 キャットの踊りを見た他の踊り子は、次々と自ら進んでキャットに噛まれてゾンビ・ストリッパーとなる始末で、しかも踊りを終えた彼女らは観客一人を舞台裏に連れ込んで食事をするため、やがてクラブはゾンビ化したストリッパーと観客達で溢れかえってしまうのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    とりあえずキャストに8名のクレジットを掲載してはみたものの、キャット以外は誰が誰なのか、今はさっぱり覚えていない(笑)。劇場で予告編を何度か観た時には、結構笑えそうに思えて期待してはいたのだが、観てみると笑いもイマイチ、ホラーとしての怖さもイマイチ、エロティックさもイマイチと、全てを欲張ったがためにすべてが中途半端に終わってしまったように思えた。
 そもそもコピーが意味不明で、「飛び散る感部!」の「感部」ってどういう意味だ!?誤植かと思ってオフィシャルサイトを見てみたら、「感部」で間違っていないようだったが、当然PCでもそんな単語は変換されないし、もちろん国語辞典にも載っていない。造語を使うのが悪いとは言わないが、せめてもっと意味を把握しやすい単語にすべきだ。
 ストリップ小屋という特殊なシチュエーションは確かに前例を見ないものの、それ以外は数多あるゾンビ作品の域を超えていないし、ありきたりと言えば実にありきたり。ゾンビ・ストリッパーに扮する女優達はルックス・スタイル共に綺麗どころを揃えているのはいいのだが、それも死後時間が経過していないゾンビに限定した話で、日数が経つにつれ美しいルックスも徐々に朽ちていって、いかにもゾンビらしい風貌になっていくわけで、そんなストリッパーを見て興奮している観客どもの気が知れない(笑)。