評     価  

 
       
File No. 0902  
       
製作年 / 公開日   2008年 / 2009年01月17日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   光石 富士朗  
       
上 映 時 間   107分  
       
公開時コピー   生きるべきか死ぬべきかって、生きとったらそれでええやん。  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   松坂 慶子 [as 久保房子]
岸部 一徳 [as 久保孝則]
森田 直幸 [as 久保行雄]
久野 雅弘 [as 久保政司]
大塚 智哉 [as 久保宏基]
加藤 夏希 [as 明石由加]
白川 和子 [as ヤエ]
本上 まなみ [as 亜紀]
間 寛平 [as 久保ヒサノリ]
 
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あ ら す じ    父親のヒサノリが亡くなり、母房子と長男政司、次男行雄、三男宏基、それに父の葬儀にやって来て以来なぜか住みついてしまった叔父の孝則の5人が暮らす久保家。3人の兄弟は、それぞれに深刻な悩みを抱えていた。
 中学生の長男・政司はある日、見知らぬ女子大生明石由加に道を訊かれ案内したのをきっかけに、彼女と仲良くなる。実年齢よりも歳上に見られる行雄は、由加に大学生だと勘違いされ恋人として付き合う羽目になる。しかし、実は彼女は中学校の教育実習生で、なんと行雄のクラスを受け持つことになった・・・・・。
 ヤンキーの次男・行雄は、学校の先生から自分をハムレットに例えられ、“ハムレット”という得体の知れない存在がシェイクスピアの戯曲であることを知り、早速読み始めるのだが・・・・・。
 小学生の三男・宏基は、学校で将来の夢を訊かれて、なんと「女の子になりたい」と宣言してしまう。そして、そんな宏基の叶わない望みを真剣に聞いてくれたのは、癌と闘うために入院中の亜紀だった。
 そんな久保家に、新たな問題がわき起こる。母・房子が妊娠したらしいのだ。果たして、お腹の子供はヒサノリの子供なのか、それとも叔父・孝則の子供なのか・・・・・?
 
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たぴおか的コメント    あらすじとコメントをアップするのを完璧に忘れていて、気づいたのは5ヶ月近くも経過した6月。当時の印象も薄れていて、覚えているのは小学生の三男が女々しくて見るに堪えなかったこと。性同一性障害か何か知らないが、小学生であそこまで女の子になりたいと思い込むものなのだろうか?それにひきかえ、ヤンキーの次男が実にいい味を出していた。また、脇を固める女性陣のキャスティングもいい。癌と闘う亜紀を演じる本上まなみに、ファザコンの女子大生・明石由加を演じる加藤夏希が、今でも思い浮かべることができるほど印象的だった。
 そして、違う意味で印象に残っているのが松坂慶子。かつては美人女優の代名詞のような存在だったのに、今では観るたびにどんどん肥えていく。このままでは行く末は肝っ玉かあさんしかないんじゃないかと、余計な心配をさせられてしまった。