評 価
File No.
1060
製作年 / 公開日
2009年 / 2009年09月12日
製 作 国
日 本
監 督
大森 美香
上 映 時 間
96分
公開時コピー
理由なんて、愛ひとつで十分だ。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
小林 聡美
[as 京子]
加瀬 亮
[as 市尾]
伽奈
[as さよ]
シッテイチャイ・コンピラ
[as ビー]
もたい まさこ
[as 菊子]
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あ ら す じ
大学の卒業旅行でタイのチェンマイ国際空港に降り立った
さよ
。彼女がタイを目的は、4年前にさよを祖母に託して、ひとりタイのチェンマイ郊外にあるゲストハウスで働き始めた母
京子
を訪ねるためだった。空港に彼女を迎えに現れたのは京子ではなく、彼女の仕事を手伝う
市尾
だった。さよは市尾の運転する車に乗り、母が待つゲストハウスへと向かった。
到着したゲストハウスでさよを迎えてくれたのは、母の京子と
ビー
という名の現地の少年、それにオーナーの
菊子
だった。さよは久しぶりに会った母が、見知らぬ人たちの中で楽しそうに暮らしている姿に戸惑いを感じるのだった・・・・・
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たぴおか的コメント
『リミッツ・オブ・コントロール』に続けてこの作品を観たのは大失敗で、ただひたすら睡魔と闘う苦行を自らに強いる結果となってしまった。小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮とくれば『めがね』と同じ組み合わせで、いずれもスローライフをベースに描かれた作品だが、『めがね』は荻上直子監督作品でこの『プール』は大森美香監督の手になる作品だ。
大森監督と言えばその脚本には定評があり、TVドラマの『マイ★ボス マイ★ヒーロー』や映画『デトロイト・メタル・シティ』、『ヘブンズ・ドア』など私が気に入った作品も少なくないのだが、この作品の場合は監督や脚本云々の問題ではないように思える。原作は映画化を前提に漫画家・桜沢エリカが書き下ろしたものらしいが、その原作からして既に失敗しているように思えて仕方ないのだ。どう考えても映像化に適した内容とは思えないし、おそらくは誰がメガホンを執っても誰が脚本を担当しても結果は似たり寄ったりだろう。観る人が観ればもしかしたら面白いと感じるのかもしれないが、私にとってはこの作品を観たことは時間の無駄遣い以外の何物でもなかった。