評 価
File No.
1084
製作年 / 公開日
2009年 / 2009年10月17日
製 作 国
アメリカ
監 督
デヴィッド・R・エリス
上 映 時 間
84分
公開時コピー
ト ビ ダ シ
飛び出死、注意。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ボビー・カンポ
[as ニック]
シャンテル・ヴァンサンテン
[as ローリ]
ミケルティ・ウィリアムソン
[as ジョージ]
ニック・ザーノ
[as ハント]
ヘイリー・ウェブ
[as ジャネット]
クリスタ・アレン
[as サマンサ]
アンドリュー・フィセラ
[as アンディ]
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あ ら す じ
友人
ハント
と
ジャネット
のカップル、それに恋人の
ローリ
の4人でサーキットに訪れていた
ニック
。サーキット場でカーレースを楽しんでいた彼は、1台の車がクラッシュしたことをきっかけに後続車が巻き込まれていき、車の破片がスタンドに飛び込んできて、さらには老朽化したスタンドが崩壊して、観客が次々と死んでいく地獄絵のような光景を目にする。正気に戻ったニックは、周囲でさきほど見たのと同じ光景が繰り返されているのを見て、それが予知夢だった悟る。そして、ローリたちを無理矢理外へ連れ出すと、間髪入れずにスタンド内はパニック状態に陥った。彼が見た光景が現実のものとなったのだった。
ニックのおかげで大惨事を逃れ、彼の予知夢では死んでいたはずの9人が助かった。ところが、喜んだのも束の間、ニックの意味不明な予知夢は続き、そのたびに9人の生存者がひとりずつ怪死していく。やがてニックは、予知夢で死んでいった順番通りに生存者が命を落としていることに気づく。生存者の怪死を防ぐことが出来れば死の連鎖を断ち切れると考えたニックは、ローリやハント、ジャネットを守るために、予知夢で死んでいった人たちを助けるために奔走するのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
ホラー作品を3Dにするとこうなるのかぁ・・・・・(絶句)。飛び散る肉片と血飛沫が容赦なく観客めがけて飛んでくる有様は、とにかくグロの一言に尽きる。3D映画を観るのはこれで二度目なのだが、相変わらずスクリーンから物体が飛び出してくるのには体が反応してしまう。特に、冒頭のサーキットで、ドライバー(ねじ回し。運転手ではない)が車に撥ね飛ばされるシーンでは、思わず目を閉じて顔を背けてしまった。もしあれが本物のドライバーだったら、目を閉じたりしたらほぼ間違いなく死んでしまうというのに・・・・・けれども、もしも目を閉じたりせずにドライバーを避けようと席を待避したりしたら、周囲の席から3Dグラス越しの白い目で見られるわけで、それはそれでまた思い切り恥ずかしいのだが(笑)。
それにしても、よくもあれだけの奇抜な死に方を考え出したものだと感心する。また、観る者の予想を覆すように二転、三転する展開は緊迫感充分で、観る者の目をスクリーンに引きつけて放さない。不謹慎な言い方になってしまうかもしれないが、次の犠牲者がどういう死に方をするのか?がこの作品の観点の一つのようだ。断っておくが、作品の性質上当然のことながら平穏に息を引き取ることができた者などひとりもおらず、登場人物には見るも無惨な死に様しか許されていないので、この作品を観るならばその点だけは心して臨んだ方がいい。