評     価  

 
       
File No. 1158  
       
製作年 / 公開日   2009年 / 2010年01月16日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   村松 亮太郎  
       
上 映 時 間   109分  
       
公開時コピー   キミがかけた魔法、それは恋の始まりでした。  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   臼田 あさ美 [as 千早翠/千早葵]
桐山 漣 [as 南真智]
大口 兼吾 [as 有馬克也]
斎藤 陽介 [as 滋賀邦宏]
阿部 亮平 [as リリー]
山野 海 [as マリ]
小林 大介 [as 一堂静夫]
芹口 康孝 [as 豚男]
原田 佳奈 [as イベント司会者]
白石 まるみ [as 千早紀子]
ダイアモンド☆ユカイ [as 伊月航]
鈴木 砂羽 [as 夏目耀子]
大和田 伸也 [as 千早繁]
 
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あ ら す じ    OLの千早翠は常に何事にもバランス感覚を最重要視するリアリスト。会社の上司である恋人の有馬克也からプロポーズされ、彼女なりにバランスを保ちながら結婚という幸せに近づいており、克也にも体だけは許さなかったのもまた彼女のバランス感覚の為せる業だった。
 ある日翠は、自宅のベランダから見えるラブホテルの窓に、知らない女と一緒にいる克也を見つけて驚きのあまり手にしていた携帯を落としてしまう。携帯は下にいた女性を直撃したが、その女性とは家出をしてきた翠の双子の妹千早葵だった!葵はテレビの企画でマグロ漁の取材の際に知り合った人気スター伊月航を運命の人だと信じて、彼に会うために上京したのだった。
 次の日から葵は、よりによって翠が克也と女が一緒にいたのを目撃したラブホテルでバイトを始める。そしてある日、葵は伊月のイベントに参加するために、バイトの代役を翠に頼んできた。そして、ラブホの窓越しに克也を目撃して以来克也との結婚に躊躇するようになった翠もまた、初めて克也の両親に会う席で自分の代役を葵に頼むのだった。
 葵の代役として今までと違う環境に身を置いた翠は、次第に本当の自分がどういう人間なのかに気づいていく。それまではラブホで初エッチは絶対に嫌なという偏見を抱いていたが、南がいう「ラブホテルは本当の自分をさらけ出す場所」という言葉の意味を知るようになる。一方の葵は、翠と違って自分の思ったままをさらけ出す性格が克也の両親に気に入られ、克也も一層翠に惹かれていく。けれども、翠と葵が瓜二つの双子の姉妹が時々立場を入れ替えていることを、まだ誰も知らなかった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    めざましテレビのいまドキ★ムスメ以来お気に入りだった臼田あさ美の初主演作とあって、是非ともシネマート新宿へ行かなければと思っていたのだが、ついつい行きそびれているうちに公開が終了してしまったこの作品。メイン館であるシネカノン有楽町一丁目が閉鎖になり、公開は私の嫌いな新宿武蔵野館だけかと思い劇場で観るべきか迷っていた韓流作品の『過速スキャンダル』。この両作品が共にシネマート六本木で上映されることを知り、メンズデーの月曜日に一気に観ることとなった。
 そのあさ美チャンが翠と葵という、性格が正反対という双子姉妹の二役を演じているのが見所のひとつで、前作の『色即ぜねれいしょん』とはまた違った彼女の魅力が堪能できる。また、脇を固めている役者が斉藤陽介、ダイアモンド☆ユカイ、阿部亮平とどいつもコイツも異様に濃いキャラばかりなので、妹の葵に勝手に模様替えされた翠の部屋のように極彩色に彩られたようなカラフルな作品になっている。ある程度予想はしていたが、やはりメンズデーにもかかわらず観客の7割は女性客で占められていた。
 ラブホの従業員・南真智を演じた桐山漣がちょっとキムタクタイプのイケメンなのに対して、翠の婚約者を演じた大口兼吾はセルフレームの眼鏡でカバーしているものの、よくよく見るとお世辞にも二枚目とは言い難い。そのため、最初から南と翠がくっつくんじゃないのかな、と思わずにはいられない。それに対して、葵の運命の人である永遠のスター伊月航役のダイアモンド☆ユカイは・・・・・ダイアモンド☆ユカイって一体何者だ?(笑)。元三浦理恵子の夫で、あの『ロスト・イン・トランスレーション』にも出演していたらしいが・・・・・。若作りしてはいるものの、まるでジャッキー・チェンのような顔はアップで見ると結構年齢がいってそうだ。そう思って調べてみたら案の定、私よりも年上の1962年生まれで映画制作当時は47歳。ってことは、私も臼田あさ美チャンの相手として年齢的には許容範囲なのだろうか?(爆死)