評 価
File No.
1252
製作年 / 公開日
2009年 / 2010年07月03日
製 作 国
アメリカ
監 督
トッド・フィリップス
上 映 時 間
100分
公開時コピー
昨日の記憶が、全くない!?
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ブラッドリー・クーパー
[as フィル]
エド・ヘルムズ
[as ステュ]
ザック・ガリフィアナキス
[as アラン]
ヘザー・グラハム
[as ジェイド]
ジャスティン・バーサ
[as ダグ]
ジェフリー・タンバー
[as シド]
マイク・エップス
[as 黒ダグ]
マイク・タイソン
[as マイク・タイソン]
ケン・チョン
[as チャウ]
レイチェル・ハリス
[as メリッサ]
ロブ・リグル
[as 警官]
サーシャ・バレス
[as トレーシー]
ブライアン・カレン
[as エディ]
イアン・アンソニー・デイル
[as チャウの部下]
ジリアン・ヴィグマン
[as ステファニー]
ジャマード・バークス
[as レオナルド]
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あ ら す じ
結婚式を2日後にひかえた
ダグ
は、独身最後の夜を満喫するために悪友
フィル
、
ステュ
、そしてダグの義理の弟となる
アラン
らと共にラスベガスへと繰り出した。高級ホテルのスイートを確保して酒を浴びるように飲み、バカ騒ぎした4人。ところが翌朝目覚めると、メチャクチャになった部屋の中には何故か一羽のニワトリと誰の子かもわからない赤ん坊、そしてバスルームには一頭の虎が。しかも、肝心のダグの姿が見えないという有様だった。
ひどい二日酔いで昨夜の記憶が全くないフィルたちは、自分たちの陥った状況が全く皆目理解できなかった。しかし、行方不明になったダグは、翌日には結婚式を挙げなければならない身だった。なんとしてでも見つけなければと、わずかな手掛かりから捜索を開始したものの、ダグの行方は杳として知れず、代わりに昨晩の取り返しのつかない失態の数々が次々と明らかになっていく・・・・・。
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たぴおか的コメント
確かに面白い作品であることは間違いなく、劇場で大笑いできるのも請け合いだが、あくまでお馬鹿ムービーで構えることなく気楽に観るべき作品だ。ステュら3人の記憶がない前夜に一体何が起きたのか、朝気がついた時の部屋の支離滅裂さに思い切り興味を惹かれ、そのまま最後まで観る者を引っ張っていくパワーは充分。そして、マイク・タイソンという大物が本人役で出演しているのも見物だ。
彼らが朝目が覚めた時の惨状、それらには実はちゃんとした理由があることが次第にわかってくるのだが、私はむしろ理論整然とした理由付けよりも、ある意味支離滅裂で構わないから、もっと予想を裏切るようなハプニングを期待していたために、その点で物足りなさを感じたのは事実。そして、彼らの前夜のハチャメチャな行動全てをラリってハイになっていたことで片付けてしまうのにも不満を感じる。また、場内から最も笑い声が起こったのが、エンド・クレジットというのもちょっと寂しい(確かにエンド・クレジットで披露される写真が最も笑えるかもしれないのだが・・・・・)。
このコメントを見ればわかる通り、これを書いている私のテンションはかなり低い。そして、この作品のコメントをやっと書き終えたのは、作品を観てから20日も経過した8月9日だ。そのことがこの作品に対する私の率直な感想を如実に物語っている気がする。期待が大きかっただけに、単なるバカ笑いで終わってしまう作品であって欲しくなかったし、どうせバカ笑いならリクツなど度外視してバカに徹底して欲しかった。