評     価  

 
       
File No. 1261  
       
製作年 / 公開日   2010年 / 2010年08月20日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   ジョー・カーナハン  
       
上 映 時 間   118分  
       
公開時コピー   デカいことヤローぜ。  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   リーアム・ニーソン [as ハンニバル・スミス大佐]
ブラッドリー・クーパー [as “フェイスマン”・ペック]
ジェシカ・ビール [as チャリッサ・ソーサ]
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン [as B.A.バラカス]
シャールト・コプリー [as H.M.マードック]
パトリック・ウィルソン [as リンチ]
ジェラルド・マクレイニー [as ラッセル・モリソン将軍]
ヘンリー・ツェーニー [as マクレディ司令官]
ブライアン・ブルーム [as パイク]
モーリー・スターリング
テリー・チェン
オマリ・ハードウィック
ダーク・ベネディクト
ドワート・シュルツ
 
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あ ら す じ    奇抜な戦略家のハンニバル・スミス大佐をリーダーに、二枚目の“フェイスマン”・ペック、モヒカン頭で怪力の持ち主のB.A.バラカス、パイロットのH.M.マードッックら精鋭で結成された特殊部隊“Aチーム”。結成以来8年間に数々の特殊ミッションを遂行してきた彼らは、すでに米軍の生ける伝説と化していた。
 イラクからの任務を終えて撤退しようとしていたハンニバルは、CIAのリンチからゲリラ集団が米ドル紙幣の原版を盗み出し、巨額の札束と共にバグダッドから運び出そうとしているとの情報を入手する。ハンニバルは上官のラッセル・モリソン将軍にAチームの出動を直談判し、フェイスの元恋人だった国防犯罪調査局の女性大尉チャリッサ・ソーサの監視の目をかいくぐり、見事原版の奪還に成功する。ところが、モリソン将軍の乗ったジープが突然爆発し、混乱に紛れて原版を何者かに持ち去られてしまう。ハンニバルは罠に嵌められたと悟ったが時すでに遅く、Aチームのメンバーは軍法会議にかけられ、全員が階級を剥奪されたうえに監獄送りとなってしまう。
 それから半年後。ハンニバルの元に現れたリンチから、持ち去られた原版で印刷された紙幣が見つかったとの情報を掴んだハンニバルは、仮病を使って脱獄を成功させる。そして、別の刑務所や病院に収容されていたフェイス、B.A.、マードックと合流すると、ソーサの追跡を振り切って逃亡した。そして、事態の黒幕の存在を突き止めたハンニバルは、汚名返上のために一か八かの賭に打って出ることを決意するのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    そもそも海外ドラマには興味が無く、『X-FILES』で初めて海外ドラマに接した程度の私にとってこの作品は、興味を惹かれることも全くなく、劇場で観なくてもいいと思っていた(もっとも、劇場で観なければおそらくはDVDを借りてまで観ようとも思わなかっただろうけど)。だいたい、邦題の『特攻野郎』からして私にとっては著しく興味を削ぐだけで、せめて『特殊部隊Aチーム』とかにした方が、まだ面白そうだと感じる余地があるんじゃないかな。ただ、先行上映の日がたまたまTOHOシネマズの1,000円均一デーだったために、それならばと思いつきで劇場へ向かった作品だった。
 とにかくいい意味でも悪い意味でもアメリカン・テイストが全編にあふれる作品。そして遠慮なく言わせてもらうならば、この作品はリーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー、そしてジェシカ・ビールといったキャラクターの魅力だけで支えられている感があり、もしも彼らが無名の役者だったら一体何を期待してこの作品を観るべきなのか、セールスポイトというものが私には見当たらないのだ。また、彼らAチームは特殊部隊とのことなのだが、どんな能力に秀でているのかも今ひとつ作品を観ただけではハッキリしない。「連中はバカをやらせたら天才」というのは劇中でのジェシカ・ビール扮するソーサの台詞なのだが、落下する装甲車の主砲を連射して方向を変えたりなどとは、すでにその時点で興味を失ってしまっていた私にとっては、バカさ加減も度を超してしまっていてただただ唖然とするのみ。多分、あそこは笑い所なんだろうけどね。