評 価
File No.
1274
製作年 / 公開日
2010年 / 2010年09月04日
製 作 国
アメリカ
監 督
ケヴィン・スミス
上 映 時 間
107分
公開時コピー
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ブルース・ウィリス
[as ジム・モンロー]
トレイシー・モーガン
[as ポール・ホッジス]
アダム・ブロディ
[as バリー・マンゴールド]
ケヴィン・ポラック
[as ハンサカー]
ギレルモ・ディアス
[as ポー・ボーイ]
ショーン・ウィリアム・スコット
[as デイヴ]
アナ・デ・ラ・レゲラ
[as ガブリエラ]
ジェイソン・リー
[as ロイ]
ミシェル・トラクテンバーグ
[as エヴァ]
フランシー・スウィフト
[as パム]
ラシダ・ジョーンズ
[as デビー]
ジム・ノートン
[as ジョージ]
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あ ら す じ
大がかりな麻薬取引の証人を捕らえた
ジム・モンロー
と
ポール・ホッジス
のコンビは、証人から聞き出した麻薬の取引場所である携帯ショップを張り込んでいた。ところが、ロコツなホッジスの態度で売人に刑事だと感づかれてしまい、証人は射殺されて犯人を取り逃がしてしまう。上司から大目玉を食らった2人は、30日間の停職処分となり、バッジと拳銃を取り上げられてしまった。
モンローは、別れた妻が連れて行った一人娘
エヴァ
が近く結婚するために、父親の見栄で彼女の結婚式の費用4万ドルを用意しなければならなかった。彼はなけなしのコレクションである超レア物のベースボール・カードを売る決心をして、ショップを訪れる。ところが、運悪く店に強盗が押し入り、スタンガンで動けなくなったモンローは、8万ドルはするであろうカードを強盗のひとり
デイヴ
に奪われてしまう。
何としてもカードを取り返したいモンローは、ホッジスを連れてデイヴの犯行現場に張り込み、デイヴを捕らえることに成功する。ところが、デイヴはすでにカードを売ってしまったと言い、その売り先とは奇しくもモンローたちの失態で捜査をブチ壊しにした、麻薬組織の元締めの
ポー・ボーイ
だったのだ。早速モンローたちはポー・ボーイ宅に押し入り、カードを返すよう要求したものの、銃を手にした大勢の手下たちに囲まれて、逆にポー・ボーイの要求を聞き入れるハメに陥ってしまう。
ポー・ボーイがモンローとホッジスに依頼したのは、盗難に遭った彼のベンツを探し出すことだった。そして、交換条件としてベンツと引き替えにベースボール・カードを返すと言う。やむなくポー・ボーイの要求を呑むことにした2人は、警察の権限を駆使して盗まれたベンツを奪還することに成功する。ところが、そのトランクに入っていたのはポー・ボーイが自分が成り代わって麻薬取引を独占しようと企んでいた、敵対する麻薬組織のボスの愛人・
ガブリエラ
だった。そして、彼女のネックレスには麻薬取引の情報が記録されたUSBメモリ・スティックが仕込まれており、ポー・ボーイの狙いもその取引情報であることが判明する・・・・・。
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たぴおか的コメント
ブルース・ウィリス扮するジム・モンローと、トレイシー・モーガン扮するポール・ホッジスのデコボココンビが繰り広げる、典型的なB級ポリスアクション・コメディ作品。ツッコミ役のモンローはともかくとして、ホッジスのような警官がもしも実在したならば世も末だ、と思わずにはいられないようなダメ警官ぶりを、冒頭から遺憾なく発揮してくれるのは大いに笑える。取り調べで容疑者を脅すのがすべて映画の台詞だなんて・・・・・あんな取り調べを受けたら、私だったら怯えて全部白状するどころか、笑いが止まらなくなるだろうことは必至だ。
この作品、私が知っている俳優はB・ウィリスだけであとは全員が初お目見えとは、いかにもB級作品らしい。その割には登場する女性たちが美形ばかりなのには驚く。特に、ホッジスの妻を演じたラシダ・ジョーンズの可愛らしさは目を惹くものがある。あんな美人がホッジスのようなズッコケ刑事と結婚するとは、世の中何か間違っている(笑)。妻が浮気していないか気が気でないホッジスの心配な気持ちも、説得力が充分過ぎるほどだ。
もう一人忘れちゃいけないのは、モンローからカードを奪った強盗のデイヴだ。車の中で下ネタギャグを炸裂させて、妻の浮気を疑うホッジスをさらなる疑心暗鬼に陥れ、モンローを辟易させる饒舌の持ち主のデイヴだが、留置場にいた彼を連れ出してポー・ボーイ宅に侵入させようとはフィクションならではで、現実にそんな真似をしようものなら大問題になることは間違いない・・・・・つーか、それ以前にそんなことを考える警官なんていないよ(笑)。そのうえ、見事ポー・ボーイ宅に侵入してカードを取り戻すどころか、屋根から転落死するとはプロの風上にも置けないようなダメ盗賊だ(もちろん、そこで彼が死んだとは私には全く信じられなかったけど)。