評     価  

 
       
File No. 1309  
       
製作年 / 公開日   2010年 / 2010年11月06日  
       
製  作  国   スペイン  
       
監      督   ロドリゴ・コルテス  
       
上 映 時 間   94分  
       
公開時コピー   目覚めたら土の中  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   ライアン・レイノルズ [as ポール・コンロイ]
ロバート・パターソン [as ダン・ブレナー(声のみ)]
ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス [as ハビエル(声のみ)]
スティーヴン・トボロウスキー [as アラン・ダヴェンポート(声のみ)]
サマンサ・マシス [as リンダ・コンロイ(声のみ)]
エリク・パラディーノ [as 特殊捜査官ハリス(声のみ)]
イヴァナ・ミーノ [as パメラ・ルッティ(声のみ)]
ワーナー・ラフリン [as マリアンヌ・コンロイ(声のみ)/ドナ・ミッチェル(声のみ)/レベッカ・ブロウニング(声のみ)]
 
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あ ら す じ    2ヶ月前にCRT社に雇われたトラック運転手ポール・コンロイが意識を取り戻したのは、棺桶のような木箱の中だった。蓋を持ち上げようとしてもびくともせず、どうやら土の中に埋められているらしい。彼は、社の仕事でイラクに訪れていたところを襲われ、土中に閉じ込められてしまったのだった。
 しばらくすると、携帯の振動音が耳に入った。誰の物かもしれないその携帯に出てみると、彼を襲った一味と思われる男からの身代金の要求だった。彼はその携帯を使ってアメリカの国家公安局へと救いを求めると、ダン・ブレナーと名乗る男が彼の話を聞き必ず救出すると言ってくれた。ブレナーのことを全面的には信じられないポールだったが、他になす術がない今はブレナーの助けを信じて待つほかはなかった。
 携帯の充電も残りわずかとなり、空気も確実に減っていく中、ひたすらブレナーの助けを待つポールだったが、やがて彼を絶体絶命の窮地に陥れるような出来事が起きる・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    いや〜、ビックリした。何を驚いたかって、上のキャスト欄を見れば一目瞭然、スクリーンに登場する人物はたった一人であとは全員携帯を通した声のみの出演。大がかりなセットもなくCGも使わず、94分間がずーっと土中に埋められた棺桶の中の映像という、あの『パラーノマル・アクティビティ』をも遙かに凌駕するに違いない安上がりの作りの作品だった。
 狭い木箱の中に閉じ込められた映像のみで、しかも灯りといえば最初は彼のZippoの炎だけだから、映像が非常に観づらいのはやむを得ないだろうけど、主人公の顔さえハッキリとは判別できないようじゃ、誰が演じても同じじゃないの?とは思った。また、途中で様々なイベント(例えば、何度家に連絡しても留守電だったり、CRT社から巧妙に責任逃れをされたりとか)を差し挟んでいるものの、結局興味の果てはポールが助かるか否かって1点に集約されるわけで、結論は・・・・・・ネタバレになるから、ここでは言えません(笑)。