評 価
File No.
1491
製作年 / 公開日
2011年 / 2011年10月22日
製 作 国
アメリカ
監 督
ジョン・ファヴロー
上 映 時 間
118分
公開時コピー
人類の運命を握る
記憶を失くした男
その正体 敵か味方か
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ダニエル・クレイグ
[as ジェイク・ロネガン]
ハリソン・フォード
[as カーネル・ウッドロー・ダラーハイド]
オリヴィア・ワイルド
[as エラ・スウェンソン]
サム・ロックウェル
[as ドク]
アダム・ビーチ
[as ナット・コロラド]
ポール・ダノ
[as パーシー・ダラーハイド]
ノア・リンガー
[as エメット・タガート]
アビゲイル・スペンサー
[as アリス]
バック・テイラー
[as ウェス・クレイボーン]
マシュー・テイラー
[as ルーク・クレイボーン]
クーパー・テイラー
[as モス・クレイボーン]
クランシー・ブラウン
[as ミーシャム]
クリス・ブラウニング
[as ジェド・パーカー]
アナ・デ・ラ・レゲラ
[as マリア]
キース・キャラダイン
[as ジョン・タッガート保安官]
ブレンダン・ウェイン
[as チャーリー・ライル]
トビー・ハス
[as ロイ・マーフィ]
ウォルトン・ゴギンズ
[as ハント]
デヴィッド・オハラ
[as パット・ドラン]
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あ ら す じ
1873年、アリゾナ。荒野で倒れていた一人の男が意識を取り戻すが、彼には自分がその場所にいた理由はおろか、自分が誰なのかさえ記憶がなかった。そして、彼の左腕には見たこともない奇妙な腕輪がはめられていた。あてもなく彷徨うように男がたどり着いた西部の町、そこは
ウッドロー・ダラーハイド
に牛耳られた町だった。
町の酒場を訪れた男は、見知らぬ若い女性
エラ・スウェンソン
から話しかけられた。彼女は男のことを何か知っている様子だったが、それを彼女から聞き出す間もなく、男は酒場にやって来た保安官に逮捕されてしまう。保安官は男が列車強盗をはたらいて指名手配となっていたお尋ね者の
ジェイク・ロネガン
だというのだ。男は抵抗することもなく捕らえられて、ダラーハイドの息子・
パーシー・ダラーハイド
と一緒に移送されることとなった。
ところがその夜、保安官やダラーハイドをはじめとする町の者たちがジェイクとパーシーが馬車に乗り込むのを見守る中、正体不明の飛行物体が飛来してくる。そして、誰も見たことがないその飛行物体は町に攻撃を仕掛けてくるばかりか、町の人々を次々と拉致していった。その中にはダラーハイドの息子・パーシーや
ドク
の妻、
エメット・タガート
少年の祖父も含まれていた。ダラーハイドらは拳銃で抗戦するが、敵には全く効き目がなかった。ところが、ジェイクが無意識に左腕を敵の飛行物体に向けると、腕輪が閃光を発して一撃で敵機を撃墜してしまった。それは、優れた科学力を持つであろう敵に対する唯一有効な兵器だったのだ。
その翌朝、ダラーハイドが中心となって謎の飛行物体に拉致された人々の救出に向かうこととなった。最初は一行に加わることを拒否したジェイクは、途中意を翻して一向に加わるが、やがて例の飛行物体が彼らに襲いかかり、エラまでもが連れ去られてしまう。敵の本拠地にたどり着いた一行は、ジェイクのかつての盗賊仲間やダラーハイドと敵対するネイティブたちも加わって奇襲をかけ、その隙にジェイクはエラたちを救い出すために、敵の本拠地へ乗り込むのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
西部劇の時代にエイリアンとは荒唐無稽な設定だが、それがまた新鮮でもある。とは言え、西部劇としてもエイリアンの侵略ものとしてもありきたりと言えばありきたりかな。観る人が観れば「金返せ!」なんてなりかねない作品だが、深夜0時からのナイトショーに臨んだ私としては、睡魔に襲われることもなく何も考えずに観ることができた、まさにうってつけの作品だった。
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』もそうだったが、このところハリウッド映画に登場するエイリアンたちはなぜか揃いも揃って「高度な知能を有する」とはとても思えないようなキャラクターばかりだ。人類よりも進んだ知能と科学力を有するならば、素手で肉弾戦を挑んでくるなど考えられない。彼らが人間を次々とさらっていくのは、「敵を知り己を知らば百戦危うからず」を地でいっているんだろうけど、そんな真似をする必要もないほど圧倒的優位にあることくらいわかりそうなものだが。
相変わらずダニエル・クレイグは悪役顔でしかも表情に乏しい。記憶を失って自分が誰なのかすらわからない、そんな人間は表情豊かな方が却って不自然かもしれないから良しとすべきだろう。そして、ヒロインのエラ役のオリヴィア・ワイルド、つい最近お目にかかっているはずなのだがどの作品でなのか思い出せず、出演歴を見て驚いた。あの『トロン LEGACY』のクオラを演じていたのが彼女だったとはねぇ。私は絶対に彼女はクオラのヘア&メイクの方がいい。
ハリソン・フォードが演じる町の有力者ダラーハイドに、ロクデナシのドラ息子パーシーという組み合わせはお約束。この息子にしてこの親ありのダメ親父かと思ったが、実は毛嫌いするインディアンのナットを息子同様に思っていたとわかり、面目躍如といったところだろうか。