評 価
File No.
1616
製作年 / 公開日
2011年 / 2012年06月09日
製 作 国
アメリカ
監 督
ショーン・マクナマラ
上 映 時 間
106分
公開時コピー
あきらめない
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
アナソフィア・ロブ
[as ベサニー・ハミルトン]
ヘレン・ハント
[as シェリー・ハミルトン]
デニス・クエイド
[as トム・ハミルトン]
ロレイン・ニコルソン
[as アラナ・ブランチャード]
ケヴィン・ソーボ
[as ホルト・ブランチャード]
キャリー・アンダーウッド
[as サラ・ヒル]
ロス・トーマス
[as ノア・ハミルトン]
クリス・ブロシュ
[as ティミー・ハミルトン]
ソーニャ・バルモレス・チャン
[as マリーナ・バーチ]
ジェレミー・サンプター
[as バイロン]
クレイグ・T・ネルソン
[as デヴィッド・ロヴィンスキー医師]
ブランスコム・リッチモンド
[as ベン・アイパ]
コディ・ゴメス
[as ケオキ]
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あ ら す じ
父
トム・ハミルトン
と母
シェリー・ハミルトン
が共にサーファーで、その両親から生まれた
ベサニー・ハミルトン
もまた、サーフィンをするために生まれてきたような少女だ。カウアイ島で両親と
ノア
、
ティミー
の2人の兄に囲まれて暮らし、母から「マーメイド=人魚」と呼ばれるほど時間さえあれば美しいハワイの海に飛び込み、幼なじみの親友
アラナ・ブランチャード
とともにプロサーファーになることを夢見ている。
地方コンテストに出場したベサニーは、ライバルの
マリーナ・バーチ
の激しい競争心をものともせず1位となり、彼女とアラナにはスポンサーの話が舞い込んでくる。夢が叶うのはもうすぐそこ。ベサニーは
サラ・ヒル
が率いる教会の活動にも参加し、ハロウィンの夜にはこっそりナイト・サーフィンに出かけるなど、楽しく幸せな日々が続いていた。
ところが、さらなるコンテストに備え、アラナとアラナの父
ホルト
と練習に出かけた朝、思いがけない悲劇がベサニーを見舞う。サメに襲われ、サーフボードごと左腕を噛み取られてしまったのだ。ホルトが応急処置を施し、すぐに病院に連れていったこともあり一命をとりとめたベサニーだったが、もう二度と元には戻れない。この事件は大きなニュースとなり、メディアが押し寄せてきた。戸惑い、不安に悩みながらも片腕の生活になんとか慣れようとし、許可が下りるとすぐにまたサーフィンを始めるベサニーだった。
だが復帰して最初のコンテストで、ベサニーは思うような結果が残せず、絶望の中で一度はサーフィンと決別してしまう。しかし、サラと共にボランティアで訪れたプーケットで、傷ついた子供たちと触れ合う中で、ベサニーは再びサーフィンに挑む気力を取り戻していく・・・・・。
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たぴおか的コメント
『テラビシアにかける橋』以来私が注目してきたティーン女優アナソフィア・ロブが主演する、サメに襲われた片腕を失った実在したサーファー、ベサニーの再起を描いた物語。この作品を観ようと思った動機はもちろん、アナソフィアにあるワケで、彼女が主演でなければ劇場では観なかったかもしれない作品だったが、観ているうちにいつの間にかグイグイと引き込まれてしまっていた。それがおそらく、スポーツをモチーフにした作品の強みなのだろう。
相変わらずあの負けん気が強そうなアナソフィアの目が印象的。そして、サーフィンは本物のベサニーの指導を受けたとのことで、おそらくは相当厳しい練習を重ねたのだろう。もちろん、すべて彼女がボーディングしているわけではなく(もしそうならプロになれる)、一部はプロのサーファーの吹き替えだろうけど、パドリングからボードに立つだけでも簡単にはいかないだろうから。
驚いたのは彼女の左腕で、片腕を失ったキャラクターを演じる場合、たいていは腕を服の中に隠したりするのだが、彼女の場合は水着のシーンが多く、とても腕を隠すスペースなどあるはずがない。まさか本当に片腕を失ったはずはないし、かといってCGだとも考えにくいし。腕をどう隠したのか、種明かしをしてもらえると嬉しいのだけど。
彼女の2人の兄もそうだが、それにも増して父・トムと母・シェリーが、共にサーファーだということもあるだろうが、腕を失って傷心の娘に対して、実に巧い接し方をするものだと感心した。両親が皆トムとシェリーのようだったら、この世から非行に走るこどもなんていなくなるんじゃないかとさえ思える。そして、ライバルのマリーンが執拗にベサニーを妨害するのは、いくら対等に扱っているとはいってもあまりに陰険に思えるが、そんなマリーンさえもプラス思考で受け止める、そんなベサニーのひたむきさ、意思の強さがあってこそ、奇跡は起こったのだろう。
ベサニーの親友・アラナを演じたロレイン・ニコルソンは、名前からもしかしてジャック・ニコルソンの孫?なんて思ったのだが、調べてみたら半分正解で半分不正解だった。ジャック・ニコルソンの子孫(笑)であることは間違いないが、孫ではなく娘だったとは・・・・・お父さんに顔が似なくて良かったね(笑)。