評     価  

 
       
File No. 1636  
       
製作年 / 公開日   2012年 / 2012年07月21日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   マーク・アンドリュース  
       
上 映 時 間   100分  
       
公開時コピー   “森の魔法”を、使ってはならない。  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト
(声の出演)
  ケリー・マクドナルド [as 王女メリダ]
ビリー・コノリー [as ファーガス王]
エマ・トンプソン [as エリノア王妃]
ケヴィン・マクキッド [as マクガフィン卿]
クレイグ・ファーガソン [as マッキントッシュ卿]
ロビー・コルトレーン [as ディンウォール卿]
ジュリー・ウォルターズ [as 魔女]
 
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あ ら す じ    馬に乗って弓を射るのが得意で、王家の伝統に反発する王女のメリダは、王女らしく気高く優雅に振る舞うよう求める厳格な母エリノア王妃としばしば衝突する。ある日、エリノアと喧嘩をして飛び出したメリダは、不思議な鬼火に導かれるように森の奥へと足を向けると、魔女の家にたどり着く。メリダは、森の魔法を人間が使ってはならないという森の掟を破り、魔女に向かって、自分の運命を変えてほしいと頼むのだった。
 魔女が彼女の願いをかなえるために呪文を唱えると、王国全体に恐ろしい呪いがかけられる。エリノアは熊に姿を変えられてしまい、メリダの結婚相手を巡って同盟国との関係が一触即発の状況にまで追い込まれてしまったのだ。魔女によってかけられた魔法は、2日目の朝を迎えると決して解くことができなくなるという。王国と家族を救うため立ち上がったメリダは、やがて森に隠された自分の運命を知るのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    実は直前までこの作品を観るつもりはなかった。理由は簡単で、『コラライン』の時もそうだったのだが、主人公であるメリダのキャラクターが全くと言っていいほど可愛くなくて、ほとんど魅力を感じないのだ。Pixarアニメーションはニモやウォーリーといった人間以外のキャラクターには愛嬌が感じられて好感が持てるのだが、いかにも典型的なアメリカナイズされたやり方でデフォルメされた人間のキャラクターは、私の好みには合わないようだ。
 残念ながら千葉県内のTOHOシネマズでは字幕版の上映がなく、仕方なく日本語吹替版を観ることになったが、メリダの声を担当した大島優子は思ったよりも下手ではなく、その点で不満を感じなかったのは幸いだった。それ以外は特に目立つ所もなく、ストーリーも可もなく不可もなくといった感じで、典型的な平均点の作品だと思う。ただ、個人的には観たことを少し後悔されられたけど。