評　　　　 価 　

　
　 　 　 　
File No. 1682 　
　 　 　 　
製作年 ／ 公開日 　 2011年 ／ 2012年11月02日 　
　 　 　 　
製　　作　　国 　 日　　本 　
　 　 　 　
監　　　　　 督 　 犬童　一心　／　樋口　真嗣 　
　 　 　 　
上　映　時　間 　 145分 　
　 　 　 　
公開時コピー 　 この男の奇策、
とんでもないッ！ 		　

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最初に観たメディア 　
Theater Television Video
　
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キ　ャ　ス　ト 　 野村 萬斎 ［as 成田長親］
榮倉 奈々 ［as 甲斐姫］
成宮 寛貴 ［as 酒巻靱負］
山口 智充 ［as 柴崎和泉守］
上地 雄輔 ［as 石田三成］
山田 孝之 ［as 大谷吉継］
平 岳大 ［as 長束正家］
西村 雅彦 ［as 成田氏長］
平泉 成 ［as 成田泰季］
夏八木 勲 ［as 和尚］
中原 丈雄 ［as 北条氏政］
鈴木 保奈美 ［as 珠］
前田 吟 ［as たへえ］
中尾 明慶 ［as かぞう］
尾野 真千子 ［as ちよ］
芦田 愛菜 ［as ちどり］
市村 正親 ［as 豊臣秀吉］
佐藤 浩市 ［as 正木丹波守利英］ 		　
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あ　ら　す　じ 　 　戦国末期。天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は、最後の敵、小田原の北条家に大群を投じる決意をする。そして、数ある小田原城の支城にも軍勢を送り込み、周囲を湖で囲まれ“浮き城”の異名を持つ“忍城”に対しても、秀吉は2万の軍勢で落とすよう寵愛の家臣・石田三成(上地雄輔)に命じるのだった。
　忍城の侍たちに緊張が走る中、農民や子供たちと楽しそうに戯れる侍、成田長親(野村萬斎)がいた。長親は城主・成田氏長の甥で、智も仁も勇もないが、領民からは“でくのぼう”を意味する“のぼう様”の愛称で呼ばれ、皆に慕われていた。そんな長親に密かに想いを寄せる城主の娘、甲斐姫。長親の幼馴染で歴戦の強者、正木丹波守利英。その丹波をライバル視する豪傑・豪腕の柴崎和泉守。戦の経験は無いが“軍略の天才”を自称する酒巻靱負。緊迫する仲間たちを前に、長親は呑気なことを言って皆を唖然とさせるが、ついに忍城も天下軍によって包囲されてしまう。
　秀吉と密約を結んだ成田氏長は「秀吉軍とは一戦も交えずに速やかに開城せよ」との言葉を残し、長親に城を任せて既に小田原に向かっていた。忍城の500人の軍勢では2万の大軍相手に戦っても勝ち目はない。やむなく開城することを決意する長親たちだったが、天下軍の威を借り、なめきった態度を取る長束正家と対面した長親は、にわかに翻意し一転戦うことを宣言してしまう。長親のその強い決意に導かれるように、丹波をはじめとする武将たちや普段から長親を慕う百姓たちも立ち上がる。それは、戦によって名を挙げることに闘志を燃やす三成の思う壺であったが、秀吉に三成を支えるよう命を受けた盟友・大谷吉継だけは、忍城軍のあり得ない士気の高さに警戒心を抱く。
　忍城軍は襲いくる大軍を前に、農民や老兵までが侍に劣らぬ活躍を見せ、地の利を生かし、騎馬鉄砲や火攻めなど多彩な戦術で天下軍を退けていく。想像を超える忍城軍の奮闘ぶりに三成は、城の周辺に巨大な人工の堤を築き“水攻め”にすることを決断する。濁流が流れ出し、領民たちは高台にある忍城本丸に必死に逃げ込む。このままでは本丸が沈むのも時間の問題。だが、忍城軍が絶望に包まれる中、長親はただ一人で武器も持たずに小舟で三成が築いた堤へと向かっていくのだった・・・・・。 		　
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