評 価
File No.
1744
製作年 / 公開日
2012年 / 2013年02月22日
製 作 国
アメリカ
監 督
レスリー・ヘッドランド
上 映 時 間
88分
公開時コピー
女子が一番許せないのは、
友だちが先に幸せになること。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
キルステン・ダンスト
[as レーガン]
アイラ・フィッシャー
[as ケイティ]
リジー・キャプラン
[as ジェナ]
レベル・ウィルソン
[as ベッキー]
ジェームズ・マースデン
[as トレヴァー]
アダム・スコット
[as クライド]
アンドリュー・ラネルズ
[as マニー]
アンナ・ローズ・ホプキンス
[as クラブの客]
ホレイショ・サンズ
[as ニセ警官]
ヘイズ・マッカーサー
[as デール]
カイル・ボーンハイマー
[as ジョー]
アン・ダウド
[as ヴィクトリア]
エラ・レイ・パック
[as ステファニー]
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あ ら す じ
高校時代の同級生
ベッキー
から結婚が決まったことを聞かされた
レーガン
は、すぐに親友の
ジェナ
と
ケイティ
にその旨を報告。バチェロレッテ(独身女性)の3人は、立派な体格でしかもお世辞にも美人とは言えないベッキーが自分たちより先に結婚することにショックを受ける。
結婚式に出席するためニューヨークに集結した3人は、結婚前夜パーティではしゃぎすぎてベッキーのウェディングドレスを破ってしまう。結婚式まであと12時間しかない。ドレスをなんとかするのに奔走する一方、結婚の気配がない彼氏との関係、昔との恋人の再会、行きずりの恋などそれぞれが抱える問題も絡んできて、彼女たちの大暴走はさらに加速するのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
自分よりもイケてない友人が先に結婚することに焦りを隠せない、アラサー女性の巻き起こす騒動を描いたコメディで、バチェロレッテ(=
BACHELORETTE
)とは「独身女性」を意味する名詞。主演がキルステン・ダンストだから劇場で観たものの、内容には正直ガッカリさせられた。
『ブライズメイズ』といいこの作品といい、結婚が絡む女性の本音を描いたコメディが、男性である私には今ひとつ笑えないし面白くない。表面上は4人組で一番売れ残りそうなベッキーの結婚が最初に決まり、高校時代からの親友として祝福する。もちろんそれも本心だろうが、その裏側に隠されたもう一つの本音ってやつが強烈だ。
女性たちの本音トークが凄まじく、ベッキーのウェディングドレスをレーガンとケイティが「2人で着られる」なんて馬鹿にするシーンには「女の友情なんてその程度か」と呆れてしまう。あんなことをすればドレスが破れるのは火を見るよりも明らかで、事実ドレスは破れて3人はパニックに陥るのだ。ところが彼女たち、素直にベッキーに謝るんじゃなくて、無理矢理隠し通そうとするから騒ぎはさらに大きくなる。しかも、レーガン、ケイティ、ジェナの3人ともが、ドレスのことなどそっちのけで自らの色恋沙汰に走ってしまう。これがバチェロレッテのありのままの姿かと思うと、男としては呆れ果てると同時にゾッとするね。
一方、新婦側の友人であるジェームズ・マースデン扮するトレヴァーたちも負けず劣らずお下劣で、こういった男女の露骨な本音が面白いと感じるかそれともそう感じないかで、この作品の評価が分かれると思う。ちなみに、私が残念ながら後者の部類に属するのは言うまでもない。