評 価
File No.
1753
製作年 / 公開日
2011年 / 2013年03月09日
製 作 国
アメリカ
監 督
ドリュー・ゴダード
上 映 時 間
95分
公開時コピー
あなたの想像力なんて、
たかが知れている
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
クリステン・コノリー
[as デイナ]
クリス・ヘムズワース
[as カート]
アンナ・ハッチソン
[as ジュールス]
フラン・クランツ
[as マーティ]
ジェシー・ウィリアムズ
[as ホールデン]
リチャード・ジェンキンス
[as シッターソン]
ブラッドリー・ウィットフォード
[as ハドリー]
エイミー・アッカー
[as リン]
ブライアン・ホワイト
[as トルーマン]
ティム・デ・ザーン
[as モルデカイ]
ダン・ペイン
[as マシュー・バックナー]
ジョデル・フェルランド
[as ペイシェンス・バックナー]
ダン・シェア
[as バックナー家の父]
マヤ・マサール
[as バックナー家の母]
マット・ドレイク・デ・ザーン
[as ユダ・バックナー]
シガニー・ウィーヴァー
[as 指揮官]
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あ ら す じ
女子大生の
デイナ
は、友人の
ジュールス
に誘われて、ジュールスの恋人
カート
、カートの友人
ホールデン
、そしてマリファナを手放せない変人の
マーティ
らと共にバカンスに出かける。キャンピングカーに乗り込んで彼らがたどり着いたのは、山の奥深くにあるカートのいとこの所有するという古びた別荘だった。
その夜に5人は地下室への入り口を見つけて入ってみる。そこは、古びた人形やドレス、オルゴール、置物などで埋め尽くされた不気味な空間だった。そしてデイナはそこで、かつて別荘に住んでいた少女
ペイシェンス・バックナー
の日記見つける。日記を読んでみるとバックナー一家の恐るべき描写が綴られており、さらには死者を呼び戻す言葉が記されていた。マーティが制止するのにもかかわらず、カートらにせかされてデイナはその言葉を口にしてしまう。すると、何者かが蘇り地中から這い出してくるのだった。
そんな彼らの一部始終を隠しカメラで監視別荘へとそしてそのページをめくった途端、何者かが目覚め、大学生たちは次々と殺されていく。その裏では、ある組織が大学生たちがホラー映画などによくありそうな定番の死に方をするように仕向けていた。そこには、世界を揺るがすような秘密があったのだ・・・・・。
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たぴおか的コメント
一応ジャンルはホラーになっているが、今までのホラーでは経験したことのない一種の珍品と言っていい作品。前半は正統派のホラー作品らしく展開するのだが、後半は荒唐無稽なトンデモ映画に切り替わってしまうのだ。そもそも、何かの研究施設らしき場所でリチャード・ジェンキンス扮するシッターソンとブラッドリー・ウィットフォード扮するハドリーのやり取りからスタートして、その後若者5人たちに場面が切り替わる。その時点で、若者たちとシッターソンらの関係が全くわからずに面食らう。しかも、シッターソンらは5人の若者たちをカメラで監視しているのだ。こんなシチュエーション、理解しろと言われても、到底無理な相談だ。
主人公のデイナが、口にしてはならない言葉を言ってしまい、ゾンビが蘇って彼らを襲うという設定は定番だろう。ところが、シッターソンたちはそれをカメラで監視しながら、制止しようともせずに、あろうことか賭の対象にさえしているのだ。殺人を公然と見物する連中は一体何者で何が目的なのか、ますますワケがわからなくなってしまう。
そして、観る前はてっきり主役だと思っていたクリス・ヘムズワース扮するカートも途中であっさりとお役御免になってしまい、残されたのは主役のデイナと意外なことに真っ先に殺されそうなマーティだった。このマーティという男、マリファナで常にラリってるようなヤツなのだが、妙に冷静で事態を把握する能力にも長けていたりする。そして、そんな2人がゾンビが地面から現れた仕掛けを見破り、シッターソンたちがいる施設の中に入ってみると・・・・・そこからはトンデモ映画の本領発揮と言わんばかりに、ハチャメチャな展開だ。そして、そこで初めてタイトルがなぜ『キャビン』なのかがわかるのだが、もうその時点では開いた口が塞がらない状態だ。
そもそも、キャビンの中であんなモノを飼うことが可能なのか?いや、それ以前にあんなモノを一体どうやって集めたのか?もう「?」だらけで収拾がつかなくなってしまう恐れがある(笑)。ちなみに、シッターソンら施設の連中が恐れていたのは、もしかしてタイタン族なのかな?