評 価
File No.
1760
製作年 / 公開日
2012年 / 2013年03月16日
製 作 国
イギリス
監 督
シド・ベネット
上 映 時 間
83分
公開時コピー
目の前に現れた
進化を遂げた恐竜たち。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
リチャード・ディレイン
[as ジョナサン・マーチャント]
ピーター・ブルック
[as チャーリー・ラザフォード]
マット・ケイン
[as ルーク・マーチャント]
ナターシャ・ローリング
[as リズ・ドレイパー]
アベナ・アイヴォー
[as アマラ]
スティーブン・ジェニングス
[as デイヴ・ムーア]
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あ ら す じ
世界的な動物学者で冒険家でもある
ジョナサン・マーチャント
率いる探検隊を乗せたヘリコプターが、アフリカ・コンゴのジャングル奥地に生息する未確認生物“ムケーレ・ムべンべ”の調査に向かう途中、空を飛び交う謎の生物に衝突し墜落してしまう。ヘリに密かに乗り込んでいたジョナサンの15歳の息子
ルーク・マーチャント
と、探検の撮影クルーを含めた一行は、救助を求めてジャングルの村を訪れるが、見たこともない生物に突然襲撃され、探検隊のメンバー
リズ・ドレイパー
が命を落としてしまう。
外部との通信手段を失った一行はボートへ逃げ込み、川を下る途中にも数々の未確認生物に遭遇する。彼らはは6500万年前に絶滅したとされる恐竜がこのジャングルの奥地で独自の進化を遂げて生存していることを目の当たりにしたのだ。ジャングルからの脱出を第一に考えるジョナサンだったが、“クリプト”と名付けた子ども恐竜に懐かれたルークは調査の続行を主張する。父と反抗期の息子は対立しながらも、探検のなかでお互いを認め合っていく。一方、未確認生物の第一発見者として名を馳せたいと野心を燃やす探検隊のひとり
チャーリー・ラザフォード
は、そんなルークの好奇心を利用しようとしていた・・・・・。
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たぴおか的コメント
例によってほとんど予備知識を仕入れずに劇場へ臨んだのだが、てっきり『サンクタム』のような作品だと思い込んでいた私は、まさかフェイク・ドキュメンタリー仕立ての作品だとはこれっぽっちも予想していなかった。おかげで、映像は当然ながらハンディカメラで撮影されたものだから、一行がパニックに陥ると一体何が起きているのかさっぱりわからない。それに、時々映像が途切れる。もちろん、編集の都合だとはわかっているのだが、それにしてもあのタイミングは不自然過ぎて気になってしまう。
尺が83分と異様に短い。いたずらに尺が長けりゃいいってわけじゃないが、この手のスペクタクルだと、下手をすれば盛り上がりもないままに終わってしまいかねないし、事実どこがクライマックスなのかわからずに終わっている。しかも、探検隊一行が最後にどうなるのかという結末、つまり、助かるのか助からないのかは冒頭でわかってしまうだけに、余計に平板に感じてしまう。
ブロントサウルスやティラノサウルス、トリケラトプスやプテラノドンといった、代表的な恐竜にお目にかかれるのかと思ったら、意外にも(というか、必然なのかもしれないが)登場する恐竜の種類は少なく、しかも名前も知らないマイナーな恐竜ばかりだ。
そして、登場する恐竜と同様に、出演する俳優陣も誰一人として知る者がいない。一体何を売りにしたいのかが不明な作品で、公開2日目の日曜日のレイトショーで、観客が私一人の完全貸し切り状態なのもうなずける内容だった。