評 価
File No.
1775
製作年 / 公開日
2012年 / 2013年04月13日
製 作 国
香 港
監 督
ジャッキー・チェン
上 映 時 間
124分
公開時コピー
ジャッキー・チェン最後のアクション超大作!
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ジャッキー・チェン
[as JC]
クォン・サンウ
[as サイモン]
ジャン・ランシン
[as ボニー]
ヤオ・シントン
[as ココ]
リャオ・ファン
[as デビッド]
ローラ・ワイスベッカー
[as キャサリン]
アラー・サフィ
[as ハゲタカ]
オリヴァー・プラット
[as ローレンス・モーガン]
ヴィンセント・ツェ
[as マイケル・モーガン]
ケン・ロー
[as 海賊の頭]
ダニエル・ウー
[as 病院の医師]
スー・チー
[as デビッドの妻]
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あ ら す じ
19世紀、イギリス・フランス軍が中国に侵攻した際、十二支をモチーフにした国宝のブロンズ像“十二生肖”が略奪され、散逸してしまう。そして現代、世界中に散らばった12体のブロンズ像は、それぞれが高額で取引されていた。
全12体のうち、現在行方不明の数体を求め、アンティークディーラーのマックス・プロフィット社は“アジアの鷹”と呼ばれ、世界を股にかけるトレジャー・ハンターの
JC
を雇う。JCが結成した特殊チームは伝説の秘宝を追って、パリ、南太平洋、中国など世界各国を駆け巡るが、行く先々で彼らを阻む敵が現れる。
そんな中、JCはこの秘宝に大きな陰謀が隠されていることを知るのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
『サンダーアーム 龍兄虎弟』、『プロジェクト・イーグル』に続き、ジャッキーがアジアの鷹に扮する作品。これがジャッキー最後のアクション大作とあっては見逃すわけにはいかない。ってなワケで、かなり気合いを入れて劇場に向かったのだが、その気合いが若干空回りさせられたような作品だった。もちろん、ジャッキーも既に58歳という年齢で、以前に「僕はスポーツカーではなくクラシックカーになってしまった」なんてコメントしているから、当然『プロジェクトA』みたいな一歩間違えれば死んでしまいかねないアクションが無理なことは百も承知。でも、“ジャッキー最後のアクション大作”にしては、中途半端な小ネタ満載のこの作品には、歯がゆさを感じずにはいられない。そして、往年のジャッキー・ファンとしてもう一つ欲を言うならば、ハン・キンポー、それにユン・ピョウの黄金のトリオが勢揃いして欲しかったな。
この作品でジャッキーが見せているアクションについては、「あの年齢のわりには」なんていう但し書きを付ける必要もない、まぎれもなく一般人には真似のできない危険なものであることは間違いない。そのジャッキーの命がけのアクションが、中途半端な小ネタのために霞んでしまっているように思えるのが、残念で仕方ないのだ。ココの父親の船を探しに向かった先で、なぜ海賊が現れる?しかも、その中の一人がなぜジャック・スパロウなのだ?ハリウッドに進出して以来、垢抜けた感のあったジャッキー作品だが、相変わらずギャグに関しては80年代の香港映画独特の泥臭さがプンプンと臭ってきて笑うに笑えない。
さり気なくクォン・サンウが出演していたのには注目していたが、アクションシーンも無難にこなしていたようで安心した。エンド・クレジットでは、例によって観ていてあまりに痛すぎるNGシーンが公開されているが、その中でスカイダイビングシーンの種明かしがされていて・・・・・ガッカリしたようなホッとしたような。そりゃそうだろう、パラシュートもなしに上空から落下したら、運が良くて瀕死の大怪我、普通に考えれば死んじゃうのは間違いないからね。