『コードネーム：ジャッカル』　in たぴおかの雑の鉄人

評　　　　価

File No.

1789

製作年／公開日

2012年／ 2013年05月03日

製　　作　　国

韓　　国

監　　　　　督

ペ・ヒョンジュン

上　映　時　間

108分

公開時コピー

史上最凶の純愛！？

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最初に観たメディア

Theater

Television

Video

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キ　ャ　ス　ト

キム・ジェジュン［as チェ・ヒョン］
ソン・ジヒョ［as ボン・ミンジョン］
ハン・サンジン［as シン警部］
オ・ダルス［as マ班長］
キム・ソンリョン［as アンジェラ］

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あ　ら　す　じ

　伝説の殺し屋ジャッカルを捕らえて手柄を立てようと考えるシン警部は、ジャッカルが最後にとあるホテルで仕事をするという情報を入手して張り込みを行う。そのホテルにお忍びで訪れたのは、人気歌手のチェ・ヒョンと連れの女性ポン・ミンジョンだった。
　VIPルームに通されるや否や、ミンジョンはチェ・ヒョンを縛り上げて、自分は彼の元恋人から依頼を受けた殺し屋だと告げる。しかし天然なミンジョンは、チェ・ヒョンをとんでもない方法で殺害しようとする。一方、懸賞金1億ウォンがかかった伝説の殺し屋ジャッカルがホテルに現れ、事態は思わぬ方向へ動き出すのだった・・・・・。

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たぴおか的コメント

　久し振りに途中で席を立って帰りたくなった。ミンジョン役のソン・ジヒョはともかく、キム・ジェジュンのルックスが受け入れがたく、イケメンのトップスターという役柄に合ってるとは思えない。さらに致命的なのは、前半はただひたすら笑えないギャグの羅列で、「この映画の制作スタッフ、やる気あるのか？」なんて疑いたくなる。そして、どうでもいいけど英語の原題“JAKAL”のスペルが間違っている。正しくは“JACKAL”だ。
　クライマックスで初めてすべてが繋がり、それまでの経緯がどういう理由でそうだったのかが納得できる、一種のどんでん返しのような構成になっている。だから、普通ならばそこで見事にしてやられたと感心するところだが、この作品の場合はそこに至るまでに既に忍耐力の限界を超えてしまっていて、クライマックスでは疲れ果ててほとんど何も感じなくなってしまっていた（笑）。
　この作品に登場するような警官が実在したならば困りものだ。特に、応援に駆けつけたマ班長（彼を演じるオ・ダルスは韓国では欠かせないバイプレイヤーらしいが）のおかげで、警察が一体ホテルに何の目的でやって来たかさえワケが解らなくなってしまう。そこへさらに、ホテルの支配人のギャグやチェ・ヒョンの昔の恋人まで絡んできて、支離滅裂とはおそらくこういうことを言うのだろうな。