評 価
File No.
1810
製作年 / 公開日
2013年 / 2013年06月08日
製 作 国
アメリカ
監 督
ジョン・M・チュウ
上 映 時 間
111分
公開時コピー
斬られるか。
撃たれるか。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
チャニング・テイタム
[as デューク]
ブルース・ウィリス
[as ジョー・コルトン司令官]
ドウェイン・ジョンソン
[as ロードブロック]
D・J・コトローナ
[as フリント]
イ・ビョンホン
[as ストームシャドー]
エイドリアンヌ・パリッキ
[as レディ・ジェイ]
レイ・パーク
[as スネークアイズ]
ジョナサン・プライス
[as 合衆国大統領]
RZA
[as ブラインドマスター]
エロディ・ユン
[as ジンクス]
ファラン・タヒール
[as コブラコマンダー]
アーノルド・ヴォスルー
[as ザルタン]
ウォルトン・ゴギンズ
[as ウォルデン・ナイジェル・ジェームズ]
ジョセフ・マッゼロ
[as マウス]
ジョー・クレスト
ジェームズ・カーヴィル
ライアン・ハンセン
[as グラント]
ロバート・カトリーニ
[as イスラエル大統領]
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あ ら す じ
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たぴおか的コメント
元はと言えば昨年夏に公開予定だったこの作品、急遽ブームに乗り遅れてなるものか!とばかりに3D化するため、ほぼ1年近くも公開が延びた作品。地元のTOHOシネマズでは字幕版は2Dのみで、3Dを観るとなると吹替版にせざるを得ない。どちらにしようか迷った結果、せっかく3D化するために公開を遅らせたんだから3Dで観るべきだろう、なんてへ理屈で吹替版に甘んじることにした。そもそもこの作品、実はあまり気乗りがしなかったのだが、それというのも肝心の主人公G.I.ジョーが全滅してしまい、代わりに登場するのがあのどこにでも顔を出すブルース・ウィリスとあって、いつものマシンガン撃ちまくりの映画になってしまっているのでは?と危惧したから。ただ、公開前日に先行上映があると知って、土曜日を潰さなくて済むならいいかと劇場へ行ったのだが・・・・・。
いきなり前作には登場していないドウェイン・ジョンソンがメイン・キャラクターになっているし、チャニング・テイタムは序盤で殺されてしまうし、これじゃ「どこがG.I.ジョーなんだ?」と文句を言いたくなるような有様。さらには、コピーには「斬られるか。撃たれるか」。なんてあるせいで、イ・ビョンホン扮するストームシャドーとブルース・ウィリス扮するジョーの一騎打ちになると期待していたら、ストームシャドーはあっさりとG.I.ジョー側に寝返っちゃうし。ポリシーもへったくれもない、ハチャメチャのワケわからん作品に仕上がってしまっていた。
わざわざ公開を1年先延ばしにしただけあって、3D映像の迫力は満点。特に、標高8,000mのヒマラヤの岸壁で繰り広げられる宙吊りアクションシーンなどは、3D効果もさることながら、墜ちてしまえば100%助からないというスリルも伴って、最大の見所のひとつであることは間違いない。ただそれにしても、ストーリーのためのシーンじゃなくて、ああいったシーンを撮りたいがためにストーリーを後付けしたような不自然さを感じてしまう。