評 価
File No.
1829
製作年 / 公開日
2013年 / 2013年07月06日
製 作 国
アメリカ
監 督
スコット・スチュワート
上 映 時 間
96分
公開時コピー
選ばれたら
最後。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ケリー・ラッセル
[as レイシー・バレット]
ジョシュ・ハミルトン
[as ダニエル・バレット]
ダコタ・ゴヨ
[as ジェシー・バレット]
ケイダン・ロケット
[as サム・バレット]
J・K・シモンズ
[as エドウィン・ポラード]
L・J・ベネット
[as ケヴィン・ラトナー]
リッチ・ハッチマン
[as マイク・ジェソップ]
ミンディ・クリスト
[as カレン・ジェソップ]
アニー・サーマン
[as シェリー・ジェソップ]
ジェイク・ブレナン
[as ボビー・ジェソップ]
ロン・オストロウ
[as リチャード・クライン]
ジョシュ・スタンバーグ
[as 警官]
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あ ら す じ
レイシー・バレット
は、不況の煽りを受けて失業中の夫
ダニエル
、長男
ジェシー
、次男
サム
の家族4人で、家計が苦しいながらも平穏な生活を送っていた。ある時、耳鳴りに悩まされるようになった彼女は、夜中に家の中で何者かの気配を感じ取る。家の中を調べてみたところ、冷蔵庫の中身が食い散らかされたように荒らされているのを見つけて戦慄する。初めは不審者の仕業と考えたものの、その日を境に、一家は度重なる怪現象に悩まされることになる。
ダニエルは警察に捜査を依頼するが、子供の悪戯で片付けられてしまい、やむなく節約のために止めていた防犯アラームを再開する。ところが、その夜に8カ所あるセンサーが一度に反応するという誤作動を起こす。家に向けて鳥の大群が衝突してきたり、その後も怪現象が止むことはなかった。家の中の“何か”の気配はその後も一向に消えず、ダニエルは真相を突き止めるために監視カメラを設置する。録画した映像を確認してみたところ、そこには信じられないようなものが映り込んでいた・・・・・。
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たぴおか的コメント
『パラノーマル・アクティビティ』シリーズや『インシディアス』を手がけた製作会社、ブラムハウスプロダクションの代表を務めるジェイソン・ブラムが製作に携わったホラー作品。とは言っても、「怖い」という感覚からはほど遠い内容で、怪現象に得体の知れない不気味さを感じるものの、それも正体が分かってしまうと実に他愛なく、結局「得体の知れないモノが最も怖い」という私の持論を確信するだけだった。
怪現象と言っても、幽霊や悪霊の仕業ではなく(ネタバレになるから正体が何物かについては伏せておくが)、だから、防犯アラームを一度に鳴らすのはまだ分かるが、アラームを鳴らさずに家に侵入するなんて、どう考えても説明が見つからない。○○○○○なんだから何でもアリ、なんてノリで制作されたら、観る側はたまったもんじゃない。
主演のケリー・ラッセルは、年齢を重ねるごとにますます顔がキツくなってきていて、作品よりも彼女の顔の方がコワイ・・・・・なんて言ったら本人は怒るだろうな(笑)。でも、冗談はさて置いても、彼女の顔から感じられるのは“生活に疲れた”感で、平穏かつ幸せに暮らしていた家族の主婦という設定に違和感を感じてしまう。
この作品のジャンルはホラーとSFのようだが、両者のいいとこ取りをするつもりで、結局どっち付かずに終わってしまったような、非常に中途半端な作品だった。