評 価
File No.
1849
製作年 / 公開日
2013年 / 2013年08月23日
製 作 国
アメリカ
監 督
J・J・エイブラムス
上 映 時 間
132分
公開時コピー
人類最大の弱点は、愛だ。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
クリス・パイン
[as ジェームス・T・カーク]
ザカリー・クイント
[as スポック]
ゾーイ・サルダナ
[as ウフーラ]
ベネディクト・カンバーバッチ
[as ジョン・ハリソン]
ジョン・チョー
[as ヒカル・スールー]
サイモン・ペッグ
[as モンゴメリー・“スコッティ”・スコット]
カール・アーバン
[as レナード・“ボーンズ”・マッコイ]
ピーター・ウェラー
[as マーカス提督]
アリス・イヴ
[as キャロル・マーカス]
ブルース・グリーンウッド
[as パイク提督]
アントン・イェルチン
[as パヴェル・チェコフ]
ノエル・クラーク
[as トーマス・ヘアウッド]
ナズニーン・コントラクター
[as リマ・ヘアウッド]
アマンダ・フォアマン
[as エンサイン・ブランケット]
クリス・ヘムズワース
[as ジョージ・カーク]
ジェニファー・モリソン
[as ウィノナ・カーク]
レナード・ニモイ
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あ ら す じ
西暦2259年。平和を保っていた地球に突如訪れた史上最大の危機は、スターフリートの隊員
ジョン・ハリソン
によってもたらされた。復讐を誓い、たった一人で戦争を仕掛けてきたハリソン。ロンドン、サンフランシスコと急速に広がる地球規模の脅威を前に、エンタープライズ号船長
ジェームス・T・カーク
は、敵が潜む宇宙の戦闘地帯へと旅立つ。だが、生死を賭けたバトルが展開される中、カークと仲間たちとの絆が徐々に引き裂かれていく・・・・・。
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たぴおか的コメント
元々私は『スタートレック』のファンでもなく、今回の『イントゥ・ダークネス』も、当初は劇場で観るつもりはなかった。それでも、地元のTOHOシネマズではイヤというほど予告編を見せられたら、「これは観なければ」とマインド・コントロールされたような気分に。公開日の8月23日は観客が押し寄せそうな気がして、8月16日(金)、17日(土)18日(日)に先行上映ということで、早速劇場で観てきた。最初に感じたのは、「これは確かに半端じゃない大作だ」ということと、そうなると当然「めちゃくちゃ金かけてるなぁ」とも感じるわけだ。
とにかく盛り沢山で、次から次へとイベントが勃発して観る者を圧倒する。これを観て退屈するならば他の映画はすべて無理、なんて思えるほどのサービス精神が旺盛な作品だ。ただ、あまりにも盛り込みすぎた感があって、作りが雑になっているようにも思える。また、J・J・エイブラムス独特の雰囲気を期待するなら、当てが外れることもまた事実。その意味では、エイブラムス・ファンにとって100点の作品じゃなく、万人向けに作られた、娯楽志向の強い平均点80点の作品だと言える。
前作もそうだったのだが、このシリーズ、キャラクターはともかく、演じる俳優陣に今ひとつ華がないように思える。主役のクリス・パイン演じるカーク船長は理性よりも感情を優先させるヤンチャ坊主にしか見えないし、ザカリー・クイント扮するスポックはその逆で面白味に欠ける。だから、私のお気に入りのキャラは、サイモン・ペッグ扮するスコッティや、アントン・イェルチン演じるチェコフ、そしてこの作品で初登場のアリス・イヴ扮するキャロルと、すべて脇役ばかりだ。
今回の悪役を演じたベネディクト・カンバーバッチが、日本では一躍人気沸騰しているようだが、その理由が私には今ひとつわからない。あの三白眼といい、私にはどう見ても悪役顔にしか見えないのだ。