評 価
File No.
1890
製作年 / 公開日
2013年 / 2013年10月19日
製 作 国
日 本
監 督
阪本 順治
上 映 時 間
140分
公開時コピー
10兆円で世界のルールは変えられるか?
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
最初に観たメディア
Theater
Television
Video
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
キ ャ ス ト
佐藤 浩市
[as 真舟雄一]
香取 慎吾
[as M]
森山 未來
[as 石優樹]
観月 ありさ
[as 高遠美由紀]
石橋 蓮司
[as 北村刑事]
豊川 悦司
[as ハリー遠藤]
寺島 進
[as 酒田忠]
三浦 誠己
[as 辻井]
岸部 一徳
[as 本庄一義]
オダギリジョー
[as 鵠沼英司]
ユ・ジテ
[as 遠藤治]
ヴィンセント・ギャロ
[as ハロルド・マーカス]
仲代 達矢
[as 笹倉暢彦]
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
あ ら す じ
1945年、敗戦を不服とする反乱兵たちが日本軍の秘密資金を持ちだしていた。総量600トンにも及ぶ金塊を回収しに来た笹倉雅実大尉は、この先、資本という怪物を相手に戦うことになると見据え、金塊を軍に戻さず海へ沈める。2014年、父と同じくM資金詐欺の道を進む
真舟雄一
は、相棒の
酒田忠
といつものように交渉を進めようとしたところ、彼を追っている
北村刑事
が現れる。逃げようとする真舟に
石優樹
と名乗る男が近づき、“財団”の人間が真舟を待っているので同行してほしいと告げる。
日本国際文化振興会、前身は日本国際経済研究所というその“財団”の名は、何者かに謀殺された父が死の間際にためていたノートの中にあり、真舟自身も詐欺をするときに使っているものだった。M資金は実在するのか、実在するなら一体何なのか。真舟は石の言葉に導かれるように“財団”のビルへ向かう。そこへ、防衛省の秘密組織に属する
高遠美由紀
とその部下
辻井
らが現れ、真舟を阻止しようとする。石に助けられ真舟はビルから逃げ出すと、彼らを追ってきた高遠が2人に「このままでは消される」と忠告するが、これを振り切って2人は逃走する。
翌朝、真舟と石はあるビルへ向かい、そこで
本庄一義
と会う。本庄は、M資金を10兆円盗み出すことを真舟に依頼。報酬は50億用意するとのことだった。仮の名を
“M”
という真の依頼者も現れ、かつて日本復興のために使われたものの今や単なる投資ファンドになり下がっているM資金を盗み出しマネー経済の悪しきルールを変えたいと話す。カネでカネを買うマネーゲームが世界を空洞化させており、そんな世界を救いたいという“M”に共感する真舟。破格の報酬とM資金の正体を知りたいという欲求が合わさり、真舟はこの話に乗ることにする。
現在M資金は投資顧問会社代表を務める
笹倉暢彦
が率いる“財団”によって管理されているが、その実権はニューヨークの投資銀行が掌握。M資金を盗み出すために、真舟らは世界規模のマネーゲームを企てる。そんな彼らは、先物取引で失敗し、財務操作を重ねて損失隠しをしている財団の極東支部となっているロシア・極東ヘッジファンド代表の
鵠沼英司
に目を付ける。計画が順調に進んでいるように見えたが、たった一つミスをおかしたことから事がうまく運ばなくなる。そんな異常な動きをニューヨーク投資銀行の
ハロルド・マーカス
が察知し、すぐさま清算人と呼ばれる暗殺者
遠藤治
を真舟や石のもとに送り込む。真舟や石は監視され、追い詰められていく・・・・・。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
たぴおか的コメント