評　　　　 価 　

　
　 　 　 　
File No. 1941 　
　 　 　 　
製作年 ／ 公開日 　 2013年 ／ 2014年01月18日 　
　 　 　 　
製　　作　　国 　 アメリカ 　
　 　 　 　
監　　　　　 督 　 エリック・イングランド 　
　 　 　 　
上　映　時　間 　 84分 　
　 　 　 　
公開時コピー 　 3日後も、私を愛してくれますか？ 　

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最初に観たメディア 　
Theater Television Video
　
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キ　ャ　ス　ト 　 ナジャラ・タウンゼント ［as サマンサ］
キャロライン・ウィリアムズ ［as サマンサの母］
アリス・マクドナルド ［as アリス］
ケイティ・ステグマン ［as ニッキー］
マット・マーサー ［as ライリー］
チャーリー・クーンツ ［as ゼーン］
サイモン・バレット ［as BJ］
ルーベン・プラ ［as 医師］ 		　
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あ　ら　す　じ 　 　母親と一緒に暮らすサマンサは、ある日パーティーに参加し、そこで出会った男性BJと一夜限りの関係を持つ。そして、その日を境に彼女の身体に次々と異変が現れ始める。髪は異様な抜け方をし、目は充血、徐々に身体が腐っていき、見るも無残な姿になっていく・・・・・。 　
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たぴおか的コメント 　 　今年で3回目を迎えた、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催される「未体験ゾーンの映画たち」のトップバッターに選んだ作品がこれ。ゾンビがテーマだけにホラーに属する作品なのだが、怖さが売りじゃなくてゾンビと化していく主人公のサマンサの悲哀がテーマで、観ていてとても痛々しかった。
　通常はゾンビに噛まれた者がゾンビ化していくのだが、この作品では性交渉で感染するようだ（避妊はちゃんとしましょうね）。ただ、感染源であるBJが見かけ上は完璧に普通の人間で、ゾンビじゃないというのが謎。そして、ゾンビ化したサマンサに噛まれた者がさらにゾンビとなるのかもわからない。
　見所はやはり、サマンサが自分の体に異常が起きていることに気付いてから、どんどん変わっていくのに対する心理状態の変化だ。髪が抜け落ちるのはともかく、爪がはがれたり体内でウジ虫がわいたりするのは、さすがに目を背けたくなる。それでもまだ彼女は自分が元の体に戻れるという思いにすがりつく。そんな悲しい人間の性を見せつけられた気がする。
　そんなサマンサでもさすがに最後は自暴自棄になってしまったようで、殺人に及んだり、彼女に思いを寄せるライリーをそれまでは避け続けてきたのに、一転して性交渉を行ったり。サマンサ役のナジャラ・タウンゼントが、もっと私好みのルックスの美人だったら、もっと悲壮感が増して感じられただろうだけに、その点がちょっと残念。