評 価
File No.
1943
製作年 / 公開日
2008年 / 2014年01月18日
製 作 国
アメリカ
監 督
グリフィン・ダン
上 映 時 間
94分
公開時コピー
有名恋愛カウンセラーが・・・偽装結婚!?
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ユマ・サーマン
[as エマ]
コリン・ファース
[as リチャード]
ジェフリー・ディーン・モーガン
[as パトリック]
サム・シェパード
[as ウィルダー]
リンジー・スローン
[as マーシー]
ジャスティナ・マカド
[as ソフィア]
ブルック・アダムス
[as キャロライン]
リンジー・クラフト
[as ローレン]
イザベラ・ロッセリーニ
[as ボレンベッカー夫人]
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あ ら す じ
ニューヨークで暮らす
エマ
は“愛のエキスパート”としてラジオの人気番組を持ち、非の打ちどころのない婚約者
リチャード
もいる、人も羨むような生活を送っている。ある日、ラジオで
ソフィア
と名乗る女性の恋愛相談に乗り、別れた方がいいとアドバイスする。その結果、見ず知らずのエマのせいで婚約破棄に追いやられた消防士
パトリック
は軽い復讐心から、エマと自分が結婚しているように、ネット上で戸籍を改ざんしてしまう。
そんなことは知らないエマは婚姻届を提出しに行き、自分がすでに結婚していることを知らされる。訳も分からず、戸籍上の夫であるパトリックに会いに行ったエマは、破天荒なパトリックに振り回されるが、次第に彼に魅かれていってしまう・・・・・。
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たぴおか的コメント
この作品が制作されたのが2008年ということは、公開まで6年も要していることになる。主演がユマ・サーマンで、共演がアカデミー俳優のコリン・ファース(もっとも、彼がオスカーを受賞したのはこの作品が作られてから2年後だけど)というビッグネームの共演なのにナゼ?と思って観てみたら、なんとなくその理由が納得できたような気がする。これがもしも2011年以降に制作されていたならば、「アカデミー主演男優賞受賞コリン・ファース出演作」なんてことで日本でも公開されたかもしれないが(ただ逆に、コリン・ファースがオスカーを受賞してしまったら、この作品への出演はなかったかもしれない)、そんな付加価値でもなければあまりにセールスポイントに欠けるのだ。
ユマ演じるエマの、非の打ち所がない婚約者がコリン扮するリチャードで、そこ横恋慕してくるのがジェフリー・ディーン・モーガン演じるパトリックとなると、結末は自ずと明らかで、どうやってその結末へと結びつけるのかだけが興味の焦点となったのだが、エマがパトリックに惹かれる理由も、リチャードに不満を感じる理由も、あまりに説得力に欠けて無理矢理に感じてしまう。それほどリチャードが完璧なまでに「いい人」で、欠点が見当たらないのだ。まぁ、女性にとってはすべてが平均点で欠点がない男よりも、欠点もあれば飛び抜けて魅力的な面を持つ男の方が魅力的に感じるのだろうな。
それにしても、ユマ・サーマンが背が異様に高いことは知っていたが、もっと細身の体型だと思っていた。ところが、この作品で観た彼女は、『キル・ビル』の時とは別人としか思えないようなグラマーなのには驚いた。そして、「ユマにラブコメは似合わない」とまでは言うつもりはないけど、もっと彼女にしかできない役柄があるはず。例えば、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』のポイズン・アイビーとか、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のメドゥーサとかね(笑)。