評 価
File No.
2002
製作年 / 公開日
2014年 / 2014年04月26日
製 作 国
日 本
監 督
武内 英樹
上 映 時 間
112分
公開時コピー
世紀のSF(すごい風呂)超大作
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
阿部 寛
[as ルシウス]
上戸 彩
[as 山越真実]
北村 一輝
[as ケイオニウス]
竹内 力
[as 館野]
宍戸 開
[as アントニヌス]
笹野 高史
[as 山越修造]
市村 正親
[as ハドリアヌス]
キムラ 緑子
[as 山越由美]
勝矢
[as マルクス]
曙
[as アケボニウス]
琴欧洲
[as コトオウシュヌス]
菅 登未男
いか 八朗
松島 トモ子
白木 みのる
[as ラーメン屋店主]
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あ ら す じ
タイムスリップした先である現代日本の風呂文化から着想を得て斬新な浴場建設をし、一躍人気者となった古代ローマ浴場技師
ルシウス
に、コロッセオに闘士たち用の浴場を作るよう命令が下る。頭を悩ませたルシウスは再び現代日本へタイムスリップ。風呂専門雑誌のライターになった
山越真実
ら、ルシウスが平たい顔族と呼ぶ現代日本人と再会する。
一方ローマ帝国では平和推進派である
ハドリアヌス帝
と武力行使派の元老院が対立、緊張が高まっていた・・・・・。
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たぴおか的コメント
ヤマザキマリの大ヒットコミックを、阿部寛と上戸彩の共演で実写映画化した続編。前作を上回るスケールで、古代ローマの町並みをCGではなく実際にセットで作り上げたという力の入れようだ。ただ、笑いをとろることに力を入れ過ぎたためか、肝心のストーリーが支離滅裂に感じる。
相変わらず主演の阿部ちゃんは、この作品のために体を絞って鍛え上げたようで、その筋肉美は特筆すべき。日本語とイタリア語が混在するが、前作に同じくその切り替え方が実に巧くて、不自然さを感じさせないのには感心する。阿部ちゃんや北村一輝、そして市村正親らがいくら濃い顔だといっても、やはり日本人にしか見えなかった前作だったが、今回は見慣れたせいか、その点も気にならなかった。
ただ、冷静に考えてみれば、戦士のためのテルマエ作りや、コロッセオの戦士たちのためのテルマエ作りと、様々な理由は付けてみても、結局この作品の面白さは、古代ローマ人が原題の日本にタイムスリップし、桁違いに進んだ異文化に触れて驚き戸惑う様にあるわけだから、ローマでのストーリーも添え物的な位置づけになってしまうのかな。
驚いたのは、あの「指圧の心、母心。押せば命の泉湧く〜」の浪越徳治郎が登場することで、「え?まだ生きてたの?」と思い調べてみたら、やはり2000年にお亡くなりになられているようで、だったらあれは一体誰なの?まさかCGとは思えないし、浪越徳治郎のソックリさんなのか?それにしては、あの親指はどう見ても本人だとしか思えないのだけど・・・・・。