評 価
File No.
2024
製作年 / 公開日
2014年 / 2014年06月07日
製 作 国
日 本
監 督
福田 雄一
上 映 時 間
97分
公開時コピー
選ばれ死5人の女たちが揃ったとき
最強の戦隊が誕生する!
が、なかなか揃わない。
なぜなら女子とは、そういうものだからである・・・
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
桐谷 美玲
[as 赤木直子/レッド]
藤井 美菜
[as 青田美佳/ブルー]
高畑 充希
[as 黄川田ゆり/イエロー]
有村 架純
[as 緑川かのこ/グリーン]
山本 美月
[as 紺野すみれ/ネイビー]
大東 駿介
[as 成瀬輝彦]
安田 顕
[as 皆川]
岡田 義徳
[as 課長]
黄川田 将也
[as イケメン]
皆川 猿時
[as 道明寺公彦]
きたろう
[as 砧博士]
佐藤 二朗
[as チャールズ]
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あ ら す じ
建設会社で自身の夢である美術館建設に張り切る
赤木直子
、いつも強気なアパレルショップ店員・
青田美佳
、いくつもアルバイトを掛け持ちしている
黄川田ゆり
、日夜芝居の稽古に励む劇団員・
緑川かのこ
、誰もが羨む超お金持ちお嬢様・
紺野すみれ
。そんな5人の女子たちは、世界征服を企む邪悪な怪人を倒すため“名字に色が入っている”という理由だけで司令官
チャールズ
のもとに集められ、女子5人のヒーロー戦隊“女子―ズ”に任命される。
いきなりの展開に疑問を感じながらも、直子はレッドと名付けられ、持ち前の生真面目な性格からリーダーとして5人を率いることになる。レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ネイビー全員が揃ったときに繰り出す無敵の必殺技“女子ーズトルネード”を武器に怪人との戦いに挑むことになった5人だが、恋に仕事に美容にヤボ用、なにかと多忙な女子たちはなかなか揃うことがない。果たして“女子ーズ”は次々と現れる怪人たちを倒し、世界の平和を守ることができるのか・・・・・?
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たぴおか的コメント
いやぁ〜、笑った笑った。もともと、桐谷美玲と有村架純という美女2人が共演することに惹かれて観た作品だが、理屈抜きにこれだけギャグのセンスが好みにハマったのは、おそらく『ジャッジ!』以来じゃないだろうか。一応、正義のヒーロー・・・・・じゃなくてヒロインが活躍する戦隊ものという体裁をとってはいるものの、実は本筋は5人の女子たちの生態を小ネタやギャグを満載で描く作品なのだ。そして、こういう理屈抜きで笑えるナンセンスコメディ作品を、私は嫌いじゃない・・・・・というか、ハッキリ言って大好きなのだ。
個人的には、桐谷美玲と有村架純という、たぴおか的ランキングで文句なしトップクラスの2人が共演しているだけで、もー満足(笑)。なのに、2人に加えて高畑充希や山本美月とは、よくもこれだけ贅沢なキャスティングができたものだと感心する。そして、忘れちゃいけないのが女子ーズの司令塔・チャールズを演じる佐藤二朗で、あの役柄はこれを観てしまった以上、他の誰にも演じられない。彼の持ち味が120%生かされていると言っていい、見事なハマリ役だった。
冷静に振り返ってみると、女子ーズが怪人にとどめを刺すシーンが一度もない。怪人と相対するシーンでアクションが全くないわけじゃないが、それはあくまで二の次三の次で主眼はあくまで怪人と女子ーズとの戦闘前のやり取りで笑いをとることにある。ただ、カメムシゲルゲ(この○○ゲルゲって名前、知る人ぞ知る、知らない人は知らない昔懐かし『超人バロム・1』に登場する怪人のネーミングだ)を、ファブリーズと間違えて買ってきたキンチョールで倒すシーンだけは観てみたかった気がするけど(笑)。
怪人との戦いよりもまつ育の方が大事だとブルーに言われたワカメヌルン。あまりの臭さに「ウ○コ」「ウ○コ」と連呼され自分のセリフが遮られたために、思わず「説明させろ!」と叫ぶカメムシゲルゲ。メンバーがレッド一人しか集まらず、「仲間を集めるまでちょっと待ってて。この場から動いたら違反だから」なんていうワケのわからないことをレッド言われて放置されたのに、それを律儀に守るメタルゴードンと戦闘員たち。所詮男は女子には勝てないのだ(笑)。