評     価  

 
       
File No. 2056  
       
製作年 / 公開日   2014年 / 2014年08月08日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   マイケル・ベイ  
       
上 映 時 間   165分  
       
公開時コピー   共に戦うか、滅びるか。  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   マーク・ウォールバーグ [as ケイド・イェーガー]
ニコラ・ペルツ [as テッサ・イェーガー]
スタンリー・トゥッチ [as ジョシュア・ジョイス]
ジャック・レイナー [as シェーン・ダイソン]
リー・ビンビン [as スー]
タイタス・ウェリヴァー [as ジェームズ・サヴォイ]
ソフィア・マイルズ [as ダーシー・タイレル]
T・J・ミラー [as ルーカス・フラナリー]
ジェームズ・バックマン [as ジル・ウェンブリー]
トーマス・レノン [as 主任研究員]
チャールズ・パーネル [as CIA捜査官]
エリカ・フォン [as CIA分析官]
マイク・コリンズ [as CIA分析官]
 
声 の 出 演   ピーター・カレン [as オプティマス・プライム]
フランク・ウェルカー [as ガルバトロン]
ジョン・グッドマン [as ハウンド]
渡辺 謙 [as ドリフト]
ロバート・フォックスワース [as ラチェット]
ジョン・ディマジオ [as クロスヘアーズ]
マーク・ライアン [as ロックダウン]
レノ・ウィルソン [as ブレインズ]
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あ ら す じ    6500万年前に絶滅した恐竜。その真相は、 “ダイナボット”という名の彼らだけが知っていた。そして現代。人類存続をかけた壮絶なシカゴの戦いから3年。テキサスで廃品業を営む発明家ケイド・イェーガーは、男手ひとつで育てた一人娘のテッサと共に平穏な日々を過ごしていた。だが、ケイドが古いトラックを持ち帰り事態は一変する。それは、攻撃を受けて仮死状態のオートボットのリーダー、オプティマス・プライムだった。オプティマスは、CIAの指揮の下人間と共に戦ったオートボットまでも次々と掃射するKSIから逃れるため、身を隠していたのだった。
 そこへ、オプティマスの居所を突き止めたCIAが訪れ、オプティマスを引き渡すようケイドに強要する。これに逆らって窮地に陥ったケイドとテッサを救うためにオプティマスは姿を現し、ケイドとテッサを巻き込んで激しい攻防となるが、テッサの恋人のシェーン・ダイソンが2人を間一髪助け出す。一方、CIAとKSIの社長ジョシュア・ジョイスは結託して、人工トランスフォーマーを開発製造していた。敵の目的を探る為KSIに潜入したケイドは捕まってしまう。
 応援に駆けつけるオプティマスと仲間たち、それを追って暴走する人工トランスフォーマー、そこへ加わるロックダウン。激闘の中、オプティマスとテッサがロックダウンに捕獲され、宇宙船に連れ去られてしまう。愛する者の救出に向かうケイドとシェーン。第三勢力のダイナボットも甦り、人類滅亡のカウントダウンが始まるなか、人類との信頼を失ったオプティマスが下す決断とは!?そしてそのとき、人類がとる行動とは!?
 
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たぴおか的コメント    性懲りもなくまた観てしまった、シリーズ4作目となる今回の『ロストエイジ』。原題の“AGE OF EXTINCTION”は“絶滅の時代”とでも訳すべきだろうか。邦題に付された“ロストエイジ”とはは、ちと意味が違う気がする。過去3作の主演を務めたシャイア・ラブーフに代わり、今回はマーク・ウォールバーグを主役に起用したからには、より大人の鑑賞に堪えうる内容になっているのかと期待したのが甘かった。詰まるところは今までと変わり映えのしない、オートボットとディセプティコンの種族争いとあっては、ことさら特筆すべき点もなく、今までと一体どう違うというのだ?というのが正直な感想だ。
 さすがに最初の頃は、車が変身するCGの見事さに感心させられたが、慣れというのは恐ろしいもので、今となってはごく当たり前に感じてる自分がいる。所詮トランスフォームの映像が売りの作品だけに、そこに驚きを感じなくなってしまうと、内容で勝負するにはあまりに陳腐で、その辺りがこの作品の限界なんだろうな。
 今回の目玉とも言うべき、恐竜にトランスフォームする“ダイナボット”にしても、あんなモノをいきなり脈絡もなく登場させるの、ありか?何だか、オートボットとの間に曰く因縁がありそうだけど、それを全て割愛しての強引な登場の仕方は、観ている者を混乱に陥れかねない。これが子供だったら、突然恐竜にトランスフォームするダイナボットがオートボットの味方になってワクワクするかもしれないが、悲しいかなもはやこの手の作品を素直に楽しめる年齢じゃなくなったのか、『パシフィック・リム』や『GODZILLA』に熱くなった私でさえもいい加減辟易気味だ。