評     価  

 
       
File No. 2114  
       
製作年 / 公開日   2014年 / 2014年11月01日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   古澤 健  
       
上 映 時 間   120分  
       
公開時コピー   私の彼氏は
超ドS
 

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   武井 咲 [as 鈴木沙耶]
大倉 忠義 [as 柘植暁]
永山 絢斗 [as 樋野ハルキ]
夏菜 [as 筒井栞]
木南 晴夏 [as 谷上一葉]
水沢 エレナ [as 松沢里李香]
光浦 靖子 [as 如月桜子]
今野 杏南 [as 柏原るみ]
内藤 理沙 [as 上田かおる]
村上 健志 [as 合田光成]
鈴木 拓 [as 田崎]
柴田 理恵 [as 占い師]
宍戸 開 [as 小松社長]
西村 雅彦 [as 松下課長]
上地 雄輔 [as 筒井義道]
 
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あ ら す じ    鈴木沙耶は、大手ホテルに入社2年目のOL。持ち前のピュアな性格を生かして一生懸命仕事に奮闘していたある日、イベント企画部への異動を告げられる。新たな部署で待っていたのは、冷静沈着で頭が切れるエリート主任の柘植暁だった。
 柘植の部下となった沙耶は、ミスを繰り返して叱られてばかり。ところがある日、華やかな女性遍歴を持つ柘植から沙耶に交際を申し込まれてしまう。戸惑う沙耶だったが、付き合い始めても柘植はちっとも優しくならない。思いがけない出来事に困惑していると、今度は中学時代に思いを寄せていた樋野ハルキと再会する。
 一方の柘植も、ホテルオーナー一族の令嬢筒井栞に興味を持たれ、沙耶との関係が揺らぎ始める。柘植が希望していた海外勤務にも栞は同行し、沙耶は不安を抑えきれない。そして、同僚の谷上一葉が結婚することとなり、柘植も日本に帰国することとなるが、式場で待つ沙耶の元に柘植は現れなかった。
 そしてその翌日。社員全員の携帯に、柘植と栞の婚約発表のメールが送られてきて・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    先日の『近キョリ恋愛』に続いて、またもやこっぱずかしいのを我慢して劇場に行くことにした。そうまでして映画を観るとなると、自分があまりに自虐的に思えてくるのだが、夏菜が出演しているということもあり、せっかくの3連休だからと公開2日目のレイトショーに臨んだ。
 『近キョリ恋愛』もそうだったが、この作品はそれに輪をかけて陳腐。この手の作品を観るならばこういう理屈をこねるべきじゃないのだろうが、沙耶と柘植が勤務するホテルがあまりに現実離れし過ぎていて、リアリティが感じられない。そもそも、西村雅彦扮する松下課長が、子供の受験を理由に海外勤務を断ったことに対しての露骨な報復人事。柘植の意志を無視して、妹・栞(夏菜)との結婚かクビかの二者択一を迫る、上地雄輔演じる専務の筒井義道。姑息なな手段を使ってまで柘植と結婚して、不幸になるのは自分自身だとわからないはずはない栞。こんなストーリーのコミックが大ヒットするだけじゃなく映画化までされてしまうとは驚きだが、それをのこのこと劇場へ見に行った自分に呆れてしまう(笑)。
 まぁ、基本がラブコメだから、登場人物が突然死んだり、なんていう私が好まない展開がないのは不幸中の幸いだった。にしても、こんなストーリーにキュンとなる女の子の心理は、私のようなオジサンには理解不能だ。武井咲は、『今日、恋をはじめます』の頃から比べると、演技がちょっと上達したんじゃなかな。そして、私のお目当ての夏菜は、意地悪な役があんなに似合うとは思わなかった。ただ、肝心の大倉忠義の演技は決して上手いとは思えず、まだ同じ関ジャニ∞だったら錦戸亮をキャスティングした方が良かった。