評     価  

 
       
File No. 2154  
       
製作年 / 公開日   2014年 / 2015年01月17日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   大森 寿美男  
       
上 映 時 間   120分  
       
公開時コピー   あの日の自分は、
大切な君は、
見ていてくれるだろうか。
  
たどりついたのは、
「父」が恋い焦がれた
夢の舞台でした。
 

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   中井 貴一 [as 坂町晴彦]
波瑠 [as 戸沢美枝]
和久井 映見 [as 立原裕子]
柳葉 敏郎 [as 高橋直之]
門脇 麦 [as 沙奈美]
太賀 [as 松川典夫]
工藤 阿須加 [as 高校時代の坂町]
久保田 紗友
西岡 徳馬 [as 柳田建司]
木村 仁 [as 山下徹男]
浜田 学
安田 顕
堀内 敬子 [as 高橋夏子]
 
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あ ら す じ    46歳の坂町晴彦は元高校球児だが白球を追った日々は遠い昔、もはや仕事に張りはなく、離婚した妻が亡くなって以来、一人娘の沙奈美とも絶縁状態が続いている。そんなある日、坂町を元チームメイトだった松川典夫の娘・戸沢美枝が訪ねてくる。
 坂町は彼女から、長年音信不通だった松川が昨年の震災で死亡したことを知らされる。美枝は別居していた父親の遺品の中に、坂町や元エースの高橋直之らチームメイト全員に宛てた27年分の年賀状の束を見つけ、なぜ毎年投函せずにいたのか知りたいと思い、そこに書かれた住所を訪ねてきたのだという。元高校球児が再び甲子園を目指す“マスターズ甲子園”のスタッフとして働く美枝は、坂町に大会への参加を勧めるが、いわゆるサビついたオヤジとなっている坂町は「今さら」と断るのだった。
 だが、坂町には美枝にだけは話したくない本当の理由が別にあった。坂町たちが甲子園に行けなかった原因は美枝の父にあったのだ。28年前のある事件によって夢を断たれた坂町は、自らの思いにフタをしたつもりでいた。それは高橋も同じで、甲子園に出てさえいればプロになっていたかも知れないと、リストラで就職活動中の自分の冴えない現状をあの夏のせいにしていた。そんな中、父親の思い出を追い求める美枝と接するうち、坂町は沙奈美と正面から向き合うことをせず、ずっと逃げてきたことに気付く。“あの夏”に決着をつけなければ前へは進めない、と坂町はマスターズ甲子園への参加を決意し、再び人生のグラウンドへ走り出す。
 坂町は、事件のことを知りながらずっと姿を消していた元マネージャー・立原裕子に一通の手紙を送る。やがて野球部OBたちの前に現れた裕子の口から、彼らが全く知らなかった真実が語られるのだった・・・・・。
 
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