評 価
File No.
2194
製作年 / 公開日
2014年 / 2015年04月04日
製 作 国
アメリカ / 中 国 / マレーシア
監 督
アラン・ホワイト
上 映 時 間
96分
公開時コピー
愛娘消失。夫婦の壮絶な1日が始まる!!
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ジョン・キューザック
[as ベンジャミン]
ライアン・フィリップ
[as スティーブン]
ラシェル・ルフェーブル
[as シャノン]
ジャッキー・ウィーヴァー
[as ガブリエル]
ブリアナ・ロイ
[as ニーナ]
ジャンドレス・バーゴス
[as サロ]
ヴェロニカ・フェイ・フー
[as パオラ]
ルイス・ガスマン
[as 警官]
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あ ら す じ
プエルトリコの小さな海岸街。
スティーブン
と
シャノン
の夫婦が養女にしたばかりの娘
ニーナ
が、2人のもとから忽然と姿を消す。慌てる2人に、謎の男
ベンジャミン
と
サロ
、それに中国人女性の
パオラ
の3人がさり気なく近寄ってくる。夫婦はベンジャミンのアドバイスを受けつつ、必死に娘を探す。
ところが、怪しい養子援助施設の隠された秘密に近づくと、事態は急変する。夫婦の忌まわしき事故の記憶と葛藤しながら、娘を取り戻す一度きりのチャンスが現れる。彼らは凶悪な詐欺集団、謎の施設団体から娘を取り戻すことができるのか・・・・・?
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たぴおか的コメント
それにしても、『ミッシング・デイ』なんていう意味不明な邦題は何とかならなかったのか?原題の“RECLAIM”とは、作品中から察するに子供を斡旋して手数料を搾取する詐欺の名称のようで、だったら邦題も“リクレイム”のままの方がよっぽどマシじゃないかな。
ジョン・キューザック、もう完全に悪役キャラが定着してしまっているね。この作品でも、「もしかして彼が夫婦を助ける救世主だったりして・・・」なんて淡い期待は脆くも崩れ去り、まさに悪の塊のような男ベンジャミンを演じている。でも、この作品でベンよりもさらに不愉快なのは、ジャッキー・ウィーヴァー演じる偽の養子縁組の斡旋業者で、彼女がベンに撃たれた時にはちょっと溜飲を下げられた。
尺は短いが、ベンに追われるスティーブンとシャノンがどうやって助かるのか、スリルを充分に味わえる作りになっている。そして、2人が警察に無事保護されてひと安心かと思ったら、ターミネーターのようにベンが再び追ってくる。もっとも、この展開は充分に予想できたけど。
スティーブンとシャノンに引き取られる孤児ニーナを演じたブリアナ・ロイが可愛くて、夫婦が彼女に執着するのも納得。ただ、親子3人の結びつきを描く必要があってか、必要以上の尺を費やしているように感じる前半がちょっと間延びしてしまっていて残念。