評     価  

 
       
File No. 2199  
       
製作年 / 公開日   2015年 / 2015年04月17日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   鈴木 舞  
       
上 映 時 間   102分  
       
公開時コピー   私が“ヴァンパイア”でも、
ずっと好きでいてくれる
 

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   桐谷 美玲 [as キイラ]
戸塚 祥太 [as 哲]
田辺 誠一 [as 力彦]
大塚 寧々 [as まりあ]
中川 晃教
三戸 なつめ [as ナツ]
斎藤 歩
モン・ガンルー [as ミキ]
チェ・ジニョク [as マイク]
楠人
西村 大地
目代 雄介
東 加奈子
高橋 佳大
川島 鈴遥
イーキン・チェン [as デレック]
柄本 明 [as 宗二郎おじいちゃん]
 
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あ ら す じ    世界一のパン職人になる夢を持つ女の子、キイラ。オシャレ大好き、どこからどうみても普通の女の子なのに、たったひとつ違うのは、“ヴァンパイア”として生まれたことだった。台湾で生まれ育ったキイラは、12歳の時に敵対するヴァンパイアに両親を殺され、宗二郎おじいちゃんに連れられて日本にやって来た。そして親戚力彦まりあのヴァンパイア夫婦のもと、パン屋で働いていた。
 ある日、彼女が働くパン屋に幼なじみで初恋の相手・が偶然訪れる。再会を喜ぶキイラ。デートを重ねて、いつかは結婚して、子供を産んで、と夢は膨らむのだが、そのためには哲をヴァンパイアにしなければならず、ヴァンパイアであるキイラの悩みは募るばかりだった。そんなキイラの前に、12年前両親を殺したデレックが現れて・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    桐谷美玲が主演という一点だけが目当てで観た作品だから、中身にはほとんど期待してはいなかったのだが、それにしてもこの出来は・・・・・。そもそも、原作・脚本・監督を一手に手がけている鈴木舞なる人物、一体何者なのだ?監督はこれが初めてのようだし、かと言って小説家でもコミック作家でもなさそうだし。
 そのためか、原作と脚本の弱さはどうしようもなく、まるで学芸会の芝居を見せられているような凄まじさ。よくこんな作品に、柄本明や田辺誠一、大塚寧々といったベテランが出演する気になったものだ。あ、もちろん桐谷美玲もだけど。それに、ミキ役のモン・ガンルーはともかく、理由もなく日本人以外にアジアン俳優を起用するのもいかがなもだろうか。そして、桐谷美玲の相手役に映画初出演のジャニーズを起用するという、判で押したようなキャスティングもいい加減うんざりだ。