評 価
File No.
2261
製作年 / 公開日
2014年 / 2015年08月15日
製 作 国
フィンランド / イギリス ド イ ツ
監 督
ヤルマリ・ヘランダー
上 映 時 間
91分
公開時コピー
非力な二人の
究極のサバイバル
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
サミュエル・L・ジャクソン
[as ウィリアム・アラン・ムーア大統領]
オンニ・トンミラ
[as オスカリ]
レイ・スティーヴンソン
[as モリス]
ヴィクター・ガーバー
[asヴァイス 副大統領]
マフメット・クルトゥルス
[as ハザル]
テッド・レヴィン
[as 陸軍大将]
ヨルマ・トンミラ
[as タピオ]
リスト・サルミ
[as ハマラ]
フェリシティ・ハフマン
[as CIA長官]
ジム・フローベント
[as ハーバート]
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あ ら す じ
ウィリアム・アラン・ムーア
アメリカ大統領を乗せフィンランドの首都ヘルシンキに向かい航行中のエアフォースワンに、テロリストによる地対空ミサイルが撃ち込まれる。大統領は墜落前に緊急脱出ポッドで避難し難を逃れ、フィンランド北部の山奥に着陸する。しかし、ワシントンD.C.の国防総省はポッドの位置を見失い、テロ・グループによる捜索の手が迫る中、孤立無援の大統領を助けたのはシカ狩りをしていた13歳の少年ハンター
オスカリ
だった。
オスカリは、13歳の誕生日に一人で狩猟にでかけ、鹿を射止めて戻るという村の慣わしの遂行を最優先し、大統領を伴って直ちに村へ戻ろうとはしない。オスカリの道案内が必要な大統領は、やむなくオスカリの狩りに同行することになる。こうして、厳しい状況下、大統領と少年の戦いが始まる・・・・・。
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たぴおか的コメント
主演がサミュエル・L・ジャクソンということもあり、てっきり『スネーク・フライト』ばりのコメディ作品だと思っていたら、これが予想を裏切って結構真面目にサバイバルしていた。そして、それが裏目に出たとしか思えない。真剣なサバイバル・アクションとして成立させるには、コピーにもある通り主役の2人があまりに非力過ぎるのだ。
サミュエル・L・ジャクソン演じるムーア大統領は、知略に長けているとは到底思えないし、おまけに肉弾戦にはめっきり弱い。あんな大統領じゃ、クーデターを起こして亡き者にしようと考えたくなるのも無理はないわなぁ。この事件を機に今までの自分の在り方を顧みて、心を入れ替えて大統領執務に邁進してもらいたいものだ(笑)。
もう一人の主人公オスカリ役の少年だが、非力な上に、『ナルニア国』『メイズ・ランナー』のウィル・ポールターそっくりで、見た目が致命的に可愛くない。まぁ、むしろその方が見慣れれば味わいのある顔つきで、退屈しないかもしれないけど。また、父親役の俳優とファミリー・ネームが同じだと思ったら、やはり実の父子だったようだ。
尺が91分と短いため(最近、90分前後の短尺作品が目立つ気がする)、良くも悪くもアッと言う間に終わってしまい、もう少し少年ハンターの活躍を観たかったなと、少しばかり物足りなさを感じたのは事実。ただ、現実問題としては、非力な普通の13歳の少年が出来ることはあの程度なのだろうな、とも思う。