評 価
File No.
2308
製作年 / 公開日
2015年 / 2015年11月20日
製 作 国
アメリカ
監 督
フランシス・ローレンス
上 映 時 間
137分
公開時コピー
『ハンガー・ゲーム』、ここに完結!
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ジェニファー・ローレンス
[as カットニス・エバディーン]
ジョシュ・ハッチャーソン
[as ピータ・メラーク]
リアム・ヘムズワース
[as ゲイル・ホーソーン]
ウディ・ハレルソン
[as ヘイミッチ・アバナシー]
エリザベス・バンクス
[as アフィー・トリンケット]
ジュアン・ムーア
[as アルマ・コイン首相]
フィリップ・シーモア・ホフマン
[as プルターク・ヘブンズビー]
ジェフリー・ライト
[as ビーティー]
ウィロウ・シールズ
[as プリムローズ・エバディーン]
サム・クラフリン
[as フィニック・オデイル]
ジェナ・マーロン
[as ジョアンナ・メイソン]
ナタリー・ドーマー
[as クレシダ]
スタンリー・トゥッチ
[as シーザー・フリッカーマン]
ドナルド・サザーランド
[as スノー大統領]
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あ ら す じ
カットニス・エバディーン
を神輿に担ぎ上げた
アルマ・コイン首相
率いる第13地区の反乱軍は、
スノー大統領
が支配する独裁国家パネムとの最終戦争に突入する。カットニスは、恋人の
ゲイル・ホーソーン
、第75回大会を共に戦った
フィニック・オデイル
、そして、スノー大統領に薬で操られ、未だ完全に記憶が回復しない
ピータ・メラーク
らと共に、スノー大統領暗殺に挑んでいく。
だが、カットニス抹殺の念に憑りつかれたスノーは、反乱軍の動きを察知し、対抗手段を講じてくる。死のトラップ、無数の敵に直面する中、やがてカットニスは過去のどのゲームの戦闘よりも困難で非道徳的な決断を迫られるのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
これがシリーズ完結編なのだが・・・・・だったらもっとそれらしく、華々しい結末にして欲しかったというのが正直なところ。もっとも、作品単体で観れば決して悪くはない。先日の『ミケランジェロ・プロジェクト』で、大半を寝てしまったのに対して、同じく仕事を終えての鑑賞となったこの作品は、137分という長めの尺にもかかわらず、睡魔が入り込む余地もなかったのだから。とは言え、これはあくまで『ハンガーゲーム』なのだから、その集大成としてはちょっと納得しかねるのも事実。
もう後がないから大盤振る舞い、なんてわけでもないだろうが、主要キャラを惜しげもなく退場させるのはちょっと寂しいものがある。特にフィニックや、果てはカットニスの妹プリムまでもというのは意外だった。その割には、カットニスが悲嘆に暮れるシーンが描かれていなくて、少々肩透かしを食った感はある。また、カットニスとゲイル、それにピータの三角関係がどういう決着を見せるのかも注目していたのだが、まさかああいう経緯を辿ってあんな形に落ち着くとは、全くの予想外だった。個人的には、ちょっと違うような気もするけど・・・・・。
一方で、ついに革命が成功し、スノー大統領を公開処刑にするシーンでは、カットニスがああいう行動に出ることは完全に予想通り・・・・・と言うより、ああしなければいけないと強く確信さえしていたのだ、そこだけは唯一溜飲が下がるというか、人が死ぬシーンにもかかわらず不謹慎にも爽快感すら覚えてしまった。合掌。
そう言えば、プルタークを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンにとっては、これが遺作となったわけだが、ラストでカットニスメッセージを伝える手段が手紙というのは、もしかしたらそこまで撮影が終わっていなかったせいだったりして。いずれにしても、惜しい人を若くして亡くしたものだと、改めてつくづく痛感させられた作品でもあった。