評     価  

 
       
File No. 2320  
       
製作年 / 公開日   2015年 / 2015年12月12日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   山田 洋次  
       
上 映 時 間   130分  
       
公開時コピー   もう息子には会えないと、思っていました。  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   吉永 小百合 [as 福原伸子]
二宮 和也 [as 福原浩二]
黒木 華 [as 佐多町子]
浅野 忠信 [as 黒田正圀]
加藤 健一 [as 上海のおじさん]
広岡 由里子 [as 富江]
本田 望結 [as 風見民子]
小林 稔侍 [as 復員局の職員]
辻 萬長 [as 年配の男]
橋爪 功 [as 川上教授]
 
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あ ら す じ    第二次世界大戦の終戦から3年が経過した、1948年の長崎。助産婦をして暮らす福原伸子の前に、3年前に原爆で亡くなったはずの息子・福原浩二がひょっこり現れる。呆然とする伸子。それもそのはず、その日浩二の墓前で、浩二の恋人だった佐多町子と共に浩二のことはもう諦めると宣言したばかりだったから。
 「あんたは元気?」と伸子が尋ねると、浩二は腹を抱えて笑い出した。「元気なわけなかやろう。僕はもう死んでるんだよ。母さん、相変わらずおとぼけやね」。
 その日以来、浩二は時々伸子の前に現れるようになる。2人は楽しかった思い出話に花を咲かせるが、一番の関心事は町子のことだった。結婚の約束をしていた浩二を突然失ってしまい、心の行き場もないままに、この3年間ずっと伸子を気にかけて訪ねてきてくれる優しい娘だった。
 浩二のことは忘れて新しい幸せを掴むべきだと言う伸子に対し、浩二は町子の相手は自分しかいないと猛烈に反発する。わかっていながらも、浩二はこと町子に関しては未だに自分の死を受け入れることができなかったのだ。
 愛しい息子と2人で過ごす時間は喜びに満ち、伸子にとってかけがえのない特別な時間となっていく。その幸せは、永遠に続くように思われたのだが・・・・・。
 
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たぴおか的コメント