評     価  

 
       
File No. 2414  
       
製作年 / 公開日   2016年 / 2016年06月04日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   和泉 聖治  
       
上 映 時 間   107分  
       
公開時コピー   難事件なら、よろこんで。  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   玉木 宏 [as 御手洗潔]
広瀬 アリス [as 小川みゆき]
石田 ひかり [as 滝沢加奈子]
要 潤 [as 小坂井准一]
谷村 美月 [as 辰見洋子]
小倉 久寛 [as 黒田優作]
吉田 栄作 [as 槙田邦彦]
今野 麻美 [as 居比篤子]
神尾 佑 [as 居比修三]
品川 徹 [as 忽那鷹光]
片桐 竜次 [as 春山誠治]
寺脇 康文 [as 夏島健二]
寺井 文孝 [as 須藤淳平]
渡辺 邦斗 [as 三橋博之]
金児 憲史 [as 北王子]
螢 雪次朗 [as 富長幸平]
 
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あ ら す じ    いくつもの難事件を解決してきた脳科学者・御手洗潔。その活躍は親友で作家の石岡が執筆する推理小説の元ネタとなっていた。ある日、石岡に新作を書いてほしい女性編集者・小川みゆきが、難事件のファイルを手に御手洗のもとへとやって来る。
 御手洗が興味を示したのは、この半年間に6体もの死体が海岸で発見されたという“死体島”事件だった。早速みゆきと共に問題の島、瀬戸内海の興居島へと向かった御手洗。彼は複雑な海流を分析し、いずれの死体も広島県福山市から流れ着いたことを突き止める。そして福山へ飛んだ御手洗たちは、その福山でさらに、滝壺に口と目を塞がれた男女が拘束された事件や、外国人女性の変死事件に遭遇する。
 一見何の関連もない3つの事件は、やがて御手洗の超人的な推理によって、ひとつの大きな事件へとその姿を変えていくのだったが・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    かなり楽しみにしていた作品だったのだが・・・・・結論を言えば、テレビの2時間サスペンスドラマの域を超えていない。わざわざ料金を払ってまで劇場の大スクリーンで観るべき作品じゃじゃなかった。いかにも東映作品らしいと言ってしまえばそれまでだけど。
 そもそも、タイトルにある“星籠”が事件解決の大きな鍵となるのかと思ったら、実際にはほんの添え物程度の役割しか果たしていない。ハッキリ言って、星籠なんて存在しなくても事件は成立するのだ。だから、星籠の謎を解こうとする、何十年ぶりかに観た石田ひかり(かなり太ったね)扮する滝沢加奈子の存在価値もないに等しい。これで、広瀬アリス演じる小川みゆきがいなければ、この日3本目で疲れていたこともあり、間違いなく途中で意識を失っていた。
 その広瀬アリス、私は彼女を初めて観たのだが、双子じゃないかと思うほど妹とソックリなのには驚いた。しかも、似ているのはルックスだけじゃなく、声やしゃべり方など、目を閉じていたら姉か妹か区別がつかないだろう。 とは言っても、よくよく観れば 、妹のすずが“可愛い”系だとすれば、姉のアリスは“美人”系に属するんだろうなと思う。そして、どちらが好みかと訊かれれば、間違いなく姉のアリスだ。そんな広瀬・姉に引きずられて最後まで観ることができたというのが、正直なところだ。もちろんそれだけじゃなく、謎解きのミステリーは私が大好きなジャンルだからというのも理由の一つではあるけど。