評 価
File No.
2437
製作年 / 公開日
2016年 / 2016年07月16日
製 作 国
アメリカ
監 督
アンドリュー・スタントン
上 映 時 間
103分
公開時コピー
ドリーの秘密は、《人間の世界》に隠されていた。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
(声の出演)
エレン・デジェネレス
[as ドリー]
ヘイデン・ロレンス
[as ニモ]
アルバート・ブルックス
[as マーリン]
エド・オニール
[as ハンク]
ケイトリン・オルソン
[as デスティニー]
ター・バーレル
[as ベイリー]
イドリス・エルバ
[as フルーク]
ドミニク・ウェスト
[as ラダー]
ボブ・ピーターソン
[as エイ先生]
アンドリュー・スタントン
[as クラッシュ]
ダイアン・キートン
[as ジェニー]
ユージン・レヴィ
[as チャーリー]
ビル・ヘイダー
[as スタン]
シガニー・ウィーヴァー
[as Herself]
ウィレム・デフォー
[as ギル]
スローン・マーリー
[as ベビー・ドリー]
日本語吹替
室井 滋
[as ドリー]
木梨 憲武
[as マーリン]
上川 隆也
[as ハンク]
中村 アン
[as デスティニー]
田中 雅美
[as マカジキ]
八代 亜紀
[as Hreself]
菊地 慶
[as ニモ]
多田野 曜平
[as ベイリー]
赤坂 泰彦
[as エイ先生]
小山 力也
[as クラッシュ]
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あ ら す じ
カクレクマノミの
マーリン
がナンヨウハギの
ドリー
と共に、愛する息子
ニモ
を人間の世界から救出した奇跡の冒険から1年。ニモのいちばんの親友ドリーは、何でもすぐに忘れてしまう忘れんぼうだったが、ただひとつ忘れなかったのは“家族の思い出”であった。だがどうしてその思い出だけを忘れなかったのか……。そして、ドリーの家族はいったいどこに……。
そんなそんなある日、何でもすぐに忘れてしまうドリーが、ひょんなことから幼い頃の記憶を取り戻す。それは離ればなれになってしまった家族との思い出だった。すぐに会いに行かなきゃ、といても立てもいられないドリー。わずかな手がかりを頼りにカリフォルニアの海へと旅立ってしまう。そんなドリーを放っておけず、ニモとマーリンも一緒にカリフォルニアを目指すのだったが・・・・・。
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たぴおか的コメント
ご存知今を去ること13年前(そんなに前だとは、とても信じられない!)の2003年に公開されて大ヒットを記録した、ディズニー×ピークサーのアニメ『ファインディング・ニモ』の続編となる作品。最近のディズニーアニメ作品ではお約束となっているショート・アニメ、今回は『ひな鳥の冒険』で、個人的には本編よりもわずか6分しかないショート・アニメの方が面白かったような気が・・・・・。
『ニモ』を日本語吹替版で観た行き掛かり上、今回も敢えて吹替版を選択。室井滋と木梨憲武のコンビは健在だ。最寄りのTOHOシネマズでは3Dの上映がなかったため、2Dでの鑑賞となったのだが、それが正解だったかも。結果論だが、3Dの追加料金を払ってまで観るほどの作品じゃないと思う。
当時はカクレクマノミが観賞魚として爆発的な大人気となるほど「ニモが可愛い」との評判だったのに、今改めて観てみるとマーリンはもちろんのこと、ニモでさえも全然可愛くない(笑)。
今回は陸の上での展開が多く、それだけに「タコのハンクが車を運転??」のような「現実にはあり得ないだろー」的設定が満載で、いささか食傷気味だ。おまけに終始ドタバタ劇の連続で落ち着く間もなく、観終えたあとは正直グッタリ。ドリーとマーリン&ニモの再会シーンがどうやら最も感動的なシーンのようなのだが、何の感慨もなく過ぎてしまった。子供が観るなら退屈しない作品かもしれないけど、大人が観て少なくとも万人が感動する作品だとは言い難いんじゃないかな。比較対象にするにはどうかとは思うけど、宮崎監督の『ポニョ』の方が単純に面白いと思う。