評 価
File No.
2477
製作年 / 公開日
2016年 / 2016年10月01日
製 作 国
日 本
監 督
A.T.
ヒグチリョウ
上 映 時 間
92分
公開時コピー
サヨナラ。
わたしのキューティーハニー。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
西内 まりや
[as 如月瞳/キューティーハニー]
石田 ニコル
[as ジル]
三浦 貴大
[as 早見青児]
高岡 奏輔
[as 浦木一仁]
永瀬 匡
[as 木村龍太]
今井 れん
[as 清瀬由紀子]
エリック・ジェイコブセン
深柄 比菜
仁科 貴
倉野 章子
笹野 高史
岩城 滉一
[as 如月博士]
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あ ら す じ
近未来、AIに支配された漆黒の世界。街は富裕層の暮らす上層階と貧困層の暮らす下層階に分けられていた。下層の人々は、快適な生活を維持する為に垂れ流される、上層階からの汚染物質が生み出す有害な雨の中で生活していた。そんなある時、下層階に、1体の美しいアンドロイド・
如月瞳
が上層階から落下してくる。彼女は、自分の生みの親である
如月博士
の実の娘の記憶を移植された感情を持ったアンドロイドだった。
下層階で生まれ育った上層階の新聞記者である
早見青児
、そして下層階のレジスタンスである
浦木一仁
、
清瀬由紀子
、
木村龍太
たちとの出会いをきっかけに、瞳の運命の歯車が回り始める。
下層の人々を守るためにAIを破壊しようと企てる浦木たちレジスタンスと、瞳に埋め込まれた空中元素固定装置を狙う、世界を支配する感情を持たない新型アンドロイド・
ジル
。人類最大の危機に、人々を守るために瞳が下した衝撃の決意とは・・・・・。
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たぴおか的コメント
これが2作目となる、永井豪原作でTVアニメ化された『キューティーハニー』の実写映画。私はサトエリが主演の1作目は観ていないが、おそらくキャスティングや役名を観る限り1作目の方がよりTVアニメの世界観に近いだろうと思う。ただ、原作者の永井豪が「原作は嫁に出したものと思っている。そうでなければ、かえって細部が気になって観られなくなる」と言っているとおりで、アニメ版を忠実に再現したものでない限りアニメと映画は別物、世界観を云々していちゃ鑑賞の妨げになるってもんだろう(←偉そうに)。
で、なぜサトエリ版を観ずに今回は劇場で観たのか、理由は明確で「主演が西内まりやだから」。期待していたのはその1点のみで、中身はどうせ・・・・・と高をくくっていたのだが、観てみると思ったほど酷い作品じゃなかった。子供の頃観た時には“空中元素固定装置”なんて単なる漢字の羅列で意味は全くの不明だったが、今意味がわかってみると、これが現実に存在するならトンデモない代物であることを初めて思い知った。だって、理論的には空気中の二酸化炭素からダイヤモンドを作れるわけだから。そりゃ、TVアニメ版のパンサークローが手に入れようと躍起になるのも当然だ。ちなみにこの作品では、ハニーの敵の首魁・石田ニコル演じるジルは、別の目的で装置を手に入れようとしているんだけどね。
まるで西内まりやのPVのように、様々なコスチュームに身を包んだ彼女を満喫できるのは嬉しい限りだ。そしてやっぱり彼女は、ロングよりショートヘアの方が絶対に可愛い。