評 価
File No.
2551
製作年 / 公開日
2017年 / 2017年02月03日
製 作 国
日 本
監 督
小沼 雄一
上 映 時 間
109分
公開時コピー
頂点をかけて少女たちの情熱が花開く!!
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
<清澄高校>
浜辺 美波
[as 宮永咲]
浅川 梨奈
[as 原村和]
廣田 あいか
[as 片岡優希]
古畑 星夏
[as 竹井久]
山田 杏奈
[as 染谷まこ]
<風越女子>
加村 真美
[as 福路美穂子]
樋口 柚子
[as 文堂星夏]
星名 美津紀
[as 深堀純代]
吉崎 綾
[as 吉留未春]
武田 玲奈
[as 池田華菜]
<鶴賀学園>
岡本 夏美
[as 加治木ゆみ]
あの
[as 東横桃子]
大西 亜玖璃
[as 蒲原智美]
長澤 茉里奈
[as 妹尾佳織]
山地 まり
[as 津山睦月]
<龍門渕高校>
永尾 まりや
[as 龍門渕透華]
柴田 杏花
[as 国広一]
小篠 恵奈
[as 井上純]
金子 理江
[as 沢村智紀]
菊地 麻衣
[as 天江衣]
<その他>
玉城 裕規
[as ハギヨシ]
長谷川 朝晴
佐野 ひなこ
[as 久保貴子]
夏菜
[as 藤田靖子]
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あ ら す じ
清澄高校に通う1年生の
宮永咲
は
原村和
と運命的な出会いを果たし、麻雀部に入部する。そして互いに切磋琢磨していよいよ迎えた全国高校麻雀大会長野県予選。決勝戦は清澄高校、龍門渕高校、風越女子高校、鶴賀学園の4校が激突し、全国大会=インターハイへの切符を争う。
ルールは各校5人ずつ出場し、それぞれの得点を合計した総合点で勝者が決まる。清澄高校は先鋒がタコス好きで東場に異様に強い
片岡優希
、次鋒が雀荘の娘で知識派の
染谷まこ
、中堅が部長の
竹井久
、副将が全国中学生麻雀大会チャンピオンの和、そして大将を咲が務めるという布陣で決戦の場へと向かうが、そこには恐るべき強敵たちが待ち受けていた・・・・・。
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たぴおか的コメント
これだけ大勢のキャストの中で、男性はわずか2名だけという、男性にとっては目の保養をするには充分な作品だが、知っているキャストはプロ雀士・藤田靖子役の夏菜と、清澄高校キャプテンの竹井久役・古畑星夏の2名だけ。だから、最初は劇場で観ようなんて思ってもいなかったのだが、麻雀をモチーフにした作品だと知り、急遽劇場へ向かったわけで・・・・・観てみるとこれが思ったよりもかなり面白かった。
何よりも主役の宮永咲を演じる浜辺美波の反則的なまでの可愛さを筆頭に、5人全員が個性的かつ魅力的でそのうえ可愛いという清澄高校の面々。それ以外の3校のキャプテンの福路美穂子、加治木ゆみ、龍門渕透華。加えて、どうしてもきゃりーぱみゅぱみゅに見えて仕方ない天江衣と、実に個性的なキャラが揃っていて、観る者によって思い入れが強いキャラクターも様々だろう。個人的にはこの作品を観て以来、主役の浜辺美波はもちろんだが、加えて巨乳キャラの原村和を演じた浅川梨奈にもハマってしまっている(笑)。この2人、特に浜辺美波は、近いうちに絶対大ブレイクするはずだ。
こういう作品は、ストーリーにリアリティを求めちゃいけないってことは重々承知の上で言わせてもらうと・・・・・咲の“嶺上開花(リンシャンカイホウ)”や衣が使う“海底摸月(ハイテイモーユエ=ハイテイツモ)”なんて役は、ほぼ100%運頼みの役であって、現実にはそれらが得意だなんていう類いの役では決してない。まぁ、でもラストの咲の嶺上開花での数え役満は観ていてちょっと爽快だったけど。
麻雀のルールは、やはり知らないよりは知っている方が理解しやすいことは間違いない。そもそも、ツモは他の3人が支払い、ロンだと振り込んだ者ひとりが支払う、なんて基礎を知らなければ、ラストでの「責任払い」の意味すらわからないだろう。ちなみに、大明槓による嶺上開花が責任払いになるってのは古いルールのようで、大三元や四喜和と違って現在では採用されていないケースが多いらしく、私も知らなかった。そもそも、大明槓による嶺上開花でのアガリなんて点数もたかが知れていて、とてつもないダメージを受ける役満である大三元や四喜和と同列で責任払にすることはあまり意味がない気がする。それはともかく、上に書いた嶺上開花や海底摸月がどういう役なのか、いや、それ以前に麻雀には一飜縛りという掟があって、何らかの役がなければたとえ組み合わせが出来上がっても上がりにはならないという大前提すらわからないのは、観ている者にはちょっとツラいところだろうとは思う。