評     価  

 
       
File No. 2778  
       
製作年 / 公開日   2018年 / 2018年04月27日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   アンソニー・ルッソ  
       
上 映 時 間   150分  
       
公開時コピー   最強の、終わりへ  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   ロバート・ダウニ・Jr. [as トニー・スターク/アイアンマン]
クリス・ヘムズワース [as ソー]
マーク・ラファロ [as ブルース・バナー/ハルク]
クリス・エヴァンス [as スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ]
スカーレット・ヨハンソン [as ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ]
ドン・チードル [as ジェームズ・“ローディ”・ローズ/ウォーマシン]
ベネディクト・カンバーバッチ [as スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ]
トム・ホランド [as ピーター・パーカー/スパイダーマン]
チャドウィック・ボーズマン [as ティ・チャラ/ブラックパンサー]
ゾーイ・サルダナ [as ガモーラ]
カレン・ギラン [as ネビュラ]
トム・ヒドルストン [as ロキ]
ポール・ベタニー [as ヴィジョン]
エリザベス・オルセン [as ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ]
アンソニー・マッキー [as サム・ウィルソン/ファルコン]
セバスチャン・スタン [as バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー]
イドリス・エルバ [as ヘイムダル]
ダナイ・グリラ [as オコエ]
ピーター・ディンクレイジ [as エイトリ]
ベネディクト・ウォン [as ウォン]
ポム・クレメンティエフ [as マンティス]
デイヴ・バウティスタ [as ドラックス]
グウィネス・パルトロウ [as ペッパー・ポッツ]
ベニチオ・デル・トロ [as コレクター]
ジョシュ・ブローリン [as サノス]
クリス・プラット [as ピーター・クイル/スター・ロード]
 
声 の 出 演   ヴィン・ディーゼル[as グルート]
ブラッドリークーパー [as ロケット]
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あ ら す じ    宇宙誕生とともに出現し、それぞれに異なる強大な力を秘めた6つの石“インフィニティ・ストーン”。すべてが揃うと、指を鳴らしただけで全宇宙の半分の生命を滅ぼすほどの恐るべきパワーを手にするという。そんな中、ヘラに故郷を破壊されて地球を目指していたソーロキ、それに多くのアスガルドの民を乗せた宇宙船が何者かの襲撃を受けてしまう。
 それは圧倒的なパワーで全宇宙に恐れられる悪の支配者サノスの仕業だった。彼は自らの野望を実現させるべく、すべてのインフィニティ・ストーンの収集に乗り出していた。その頃地球では、かつてない危機の到来を知ったドクター・ストレンジが、アベンジャーズの力を結集すべくリーダー格のトニー・スタークのもとへと駆けつけるのだったが・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    なんだかなぁ、「よくわからない」ってのが正直な感想かな。まずは、アベンジャーのキャラクター数が多すぎて、焦点がぼやけ過ぎている。誰を主人公と想定して観ていいのかがわからないのだ。予告編を観た時、そこにグルートがいることに気づいて、「なぜ?」と思っていたのだが・・・・・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の面々が総登場したうえに、ガモーラがまるで今回の作品の主人公のような立ち位置にある。おかげで、途中で『アベンジャーズ』を観に来ている、という現実をすっかり忘れてしまっていた。
 さらには、終わり方がなんともスッキリしない。なぜ今回の“インフィニティ・ウォー”がひとまず終わりを告げたのかがわからないし、ブラックパンサーやスパイダーマン、ワンダ、ドラックス、果ては元アベンジャーズの司令塔だったニック・フューリーまでもがあんなことに・・・・・。彼らが一体何故どうなったのかが理解できず、欲求不満というか消化不良も甚だしい。そんな状況で150分もの長尺を付き合わさせらる観客の身にもなって欲しいものだ。
 エンド・クレジット後に恒例の字幕で“○○は帰ってくる”とあったのだが、その○○がまさかあのキャラだとは・・・・・まぁ、そのキャラが今回死んでいないのは確かだけど、そんなことを臭わせてくれても、期待も全くしていなかっただけに正直嬉しくも何ともないし・・・・・。そして、消化不良のままじゃイヤだから、もう一度無料鑑賞で観て・・・・・と通常ならなるところだが、さすがにまた150分を耐える気にはなれないし、今回は睡魔に襲われた訳でもないから、もう一度観ても理解できる自信が無い。
 ちなみに、サノスを演じていたのはジョシュ・ブローリンだったと知り、上映中はCGで怪物化させられているから誰が演じているのか全く見当も付かなかったけど、後からクレジットを見て「確かに面影が残ってるなぁ」と納得。本国では結構評価高い(10点満点で9点を超えているらしい。本当かな?)みたいだけど、前記のようなワケでアベンジャーズ史上最低の星6個にしてみました。