評     価  

 
       
File No. 2869  
       
製作年 / 公開日   2018年 / 2018年10月05日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   柴山 健次  
       
上 映 時 間   102分  
       
公開時コピー   もう恋をあきらめていた。
君にまた出会うまでは・・・
    
再会した初恋の人は、
車イスに乗っていた−−
 

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   岩田 剛典 [as 鮎川樹]
杉咲 花 [as 川奈つぐみ]
須賀 健太 [as 是枝洋貴]
芦名 星 [as 長沢葵]
大政 絢 [as 雪村美姫]
マギー [as 渡辺剛]
伊藤 かずえ [as 川奈咲子]
小市 慢太郎 [as 川奈元久]
財前 直見 [as 鮎川文乃]
 
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あ ら す じ    インテリアコーディネーターとして働く川奈つぐみは、初恋の人で高校時代の憧れの先輩だった鮎川樹と、取引先との飲み会で偶然再会する。小さい頃からの夢だった一級建築士となり、建築設計事務所に勤めていた樹の、昔と変わらない笑顔にときめくつぐみだったが、樹が車イスに乗っていることを知り、驚きと戸惑いを隠せなかった。
 打合せのためにつぐみが樹の職場を訪れた夜、樹の行きつけの店で2人は夕食を共にする。樹は、「全く触れないのも不自然だから」と、大学3年の時に事故に遭って脊髄を損傷し歩けなくなったこと、元通りに歩けるようにはならないこと、それでも建築士の夢を諦めなかったこと、それに仕事に対する熱い想いまで、つぐみに穏やかな声で語りかけるのだった。
 数日後、樹が熱を出して入院したことを知ったつぐみは、病院に駆けつける。樹はベッドの上で、まだ熱が収まらない身体で、翌日までに提出しなければならないプレゼン用の資料を必死で仕上げようとしていた。その痛々しい姿を見て「また次を頑張ればいい」と言うつぐみに対して、樹は「次があるかわからないのに・・・・・今やらなきゃダメなんだ」と訴えるのだった。
 結局つぐみが徹夜して手伝った甲斐もあり、プレゼンにはなんとか応募できたものの、コンペの結果は佳作だった。けれども、それをきっかけに仕事が決まり、樹とつぐみは一緒に仕事をするようになる。さらに、休日も共に時間を過ごすことが多くなった2人の距離は、確実に縮まっていく。つぐみのひたむきで真っ直ぐな想いは、事故に遭って以来もう誰とも恋愛はしないと決めていた樹の頑なな心を溶かしていき、やがて2人は付き合うことになるのだった。
 2人は一緒に過ごす幸せや喜びを共に感じていたが、樹のことを大切に思い支えていこうというつぐみの想いは募る一方で、樹はそんなつぐみの想いを感じるだけに、自分がつぐみに対してしてあげられる事が少ないことに対して苛立ちを感じるようになる。そしてある日、2人の間に起きた事件をきっかけに、2人の日々にも変化が訪れる・・・・・。
 
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たぴおか的コメント