評     価  

 
       
File No. 2877  
       
製作年 / 公開日   2018年 / 2018年10月19日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   イーライ・ロス  
       
上 映 時 間   107分  
       
公開時コピー   悪人は、俺が始末する。  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   ブルース・ウィリス [as ポール・カージー]
ヴィンセント・ドノフリオ [as フランク・カージー]
エリザベス・シュー [as ルーシー・カージー]
カミラ・モローネ [as ジョーダン・カージー]
ディーン・ノリス [as ケヴィン・レインズ刑事]
ボー・ナップ [as ノックス]
キンバリー・エリス [as レオノア・ジャクソン刑事]
レン・キャリオー [as ベン]
ジャック・ケシー [as ザ・フィッシュ]
ロニー・ジーン・ブレヴィンズ [as ジョー]
カービー・ブリス・ブラントン [as ベサニー]
ウェンディ・クルーソン [as ジル・クラヴェンス医師]
 
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あ ら す じ    犯罪が多発し、警察の手に負えない無法地帯と化した街、シカゴ。救急救命の患者を診る外科医ポール・カージーは、毎日犯罪に巻き込まれた患者の生死に立ち会っていた。妻・ルーシーと一人娘のジョーダンと暮らす裕福で幸せな家庭だけが彼の平穏の地だった。
 ところが、ポールの誕生日でパーティーが今まさに始まろうという時、ポールは急患を知らせる電話に呼び出され病院へ向かうが、家に残った妻と娘が強盗に襲われ、妻は死に、娘は昏睡状態になってしまう。ポールの願いも空しく警察の捜査は一向に進展をみせなかった。怒りの頂点に達したポールは、犯人を抹殺するべく自ら銃を手に取り、危険な街へと繰り出し始める・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    ブルース・ウィリスももう70近いのによくやるなぁ・・・・・なんて思いながら劇場に臨んだが、彼はまだ63歳でスタローンやシュワちゃんよりは一回り若い世代だったようだ。それはともかく、今回のブルース・ウィリス主演作は、最近観た彼の作品の中では文句なしに面白かった。ただ、タイトルが『デス・ウィッシュ』だなんて、相変わらず邦題のセンスが悪いなぁと思っていたのだが、実は原題がまんま“DEATH WISH”だったのには苦笑するしかない。そして、74年のチャールズ・ブロンソン主演『狼よさらば』のリメイク作だという事実 もまったく知らなかった。しかも、シリーズ化されて5作品も作られていたとは。5作目が制作されたときは、チャールズ・ブロンソンは73歳・・・・・ってことは、『ダイ・ハード』をあそこまで引っ張ったブルース・ウィリスだけに、この作品のシリーズ化もまったくあり得ない話じゃなさそうだ。
  愛する妻の命を奪い、娘を生命の危機にさらした悪党に対し、警察の捜査は遅々として進展しない中、自らの手で犯人に天誅を下すという、その爽快感がたまらない。もともと外科医だけに、悪党に対する制裁も素人丸出しで、「こんなやり方で警察にすぐバレるんじゃ?」と途中から心配になった。それだけに、ラストでの終着点は、ご都合主義だと批判の声もありそうだが、個人的には実に気持ちのいい終わり方だった。「レインズ刑事、なかなかやるじゃないか」と拍手を送りたくなった。