評 価
File No.
2983
製作年 / 公開日
2018年 / 2019年04月12日
製 作 国
アメリカ
監 督
デヴィッド・ゴードン・グリーン
上 映 時 間
106分
公開時コピー
恐怖が、忍び寄る。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ジェイミー・リー・カーティス
[as ローリー・ストロード]
ジュディ・グリア
[as カレン]
アンディ・マティチャック
[as アリソン]
ジェームズ・ジュード・コートニー
[as マイケル・マイヤーズ]
ニック・キャッスル
[as マイケル・マイヤーズ]
ハルク・ビルギナー
[as Dr.ランビル・サルトン]
ウィル・パットン
[as ホーキンス巡査]
ライアン・リース
[as ダナ・へインズ]
ジェファーソン・ホール
[as アーロン・コリアー]
トビー・ハス
[as レイ]
ヴァージニア・ガードナー
[as ヴィッキー]
ディラン・アーノルド
[as キャメロン・エラム]
マイルズ・ロビンス
[as デイヴ]
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あ ら す じ
ジャーナリストの
ダナ・ヘインズ
と
アーロン・コリアー
は、40年前のハロウィンに起きた凄惨な殺害事件の真相を追っていた。 殺人鬼の名前は
マイケル・マイヤーズ
。彼は40年間、一言も話すことなく動機や感情は一切不明。あまりの恐怖に人々は彼を“ブギーマン”と名付けた。2人は直接マイケルに面会を試みたものの、一言も話さないマイケルから得るものはなかった。
次に2人は事件の被害者で唯一の生き残り
ローリー・ストロード
にインタビューするも、やはり新たな収穫はなかった。しかし、ローリーは再びマイケルが目の前に現れることを恐れ、いつ起きるか分からない非常事態に一人備えていたのだ。そして、その予感は最悪の形で現実となるのだった。
ハロウィン前夜、精神病棟からマイケルを輸送する車が横転し、マイケルが脱走してしまう。だが、ローリーの娘・
カレン
はローリーの言うことを信じず、孫娘の
アリソン
もパーティに出かけてしまっていた。 ローリーは再び街に解き放たれた“ブギーマン”と対峙することを決意し、恐怖に満ちたハロウィンの夜は始まった・・・・・。
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たぴおか的コメント
このシリーズを全く観たことがない私は、てっきり1作目の続編だと思っていたのだが、何と関連作品が過去に8作もあったことには驚いた。事前にそのことを知っていたら、1作目を含めてどの作品を観ておくべきか迷ったところだが、幸か不幸か「知らぬが仏」で、何の予備知識もなしに観てしまった。
幸い、予備知識が全くなくてもおおよその察しがつくようになっていて、かえって余計なことを考えずに済んだのかも知れない。まぁ、ストーリーも単純明快で、理由もなしに手当たり次第の殺戮を繰り返すブギーマンのマイケルと、40年越しにマイケルと決着を着けようとするローリーの戦いで、何かを考えたりする余地なんてそもそもないと言えばない。
なんせそのローリーが高齢なものだから、いくら40年かけて万端の準備をしていたとはいっても、頼りなくて危なっかしく、思わず目をそらしたくなる。マイケルが彼女の家に侵入したくだりなどは、あんな銃身の長いライフルを構えていては、簡単に銃を奪われてしまうだろうと気が気じゃなかった。ローリーがマイケルに殺されて、娘のカレンも同様、結局孫娘のアリソンがマイケルと対決せざるを得ないのでは?なんていう私の危惧は杞憂に終わって幸いだった。
マイケルという研究材料を殺したくないあまりに、「マイケルを車で轢くな」とか、果てはマイケルにとどめを刺そうとした警官を殺してしてしまうというサルトン医師の行動は、私に言わせればマイケル以上に常軌を逸している。こういう狂人と言っても過言じゃない奴は生かしておくとロクなことがないから、彼が殺されるシーンでは、不謹慎だが溜飲が下がるものがあった。しかも、自分が殺人まで犯して助けたマイケルの手にかかって。合掌。