評 価
File No.
3133
製作年 / 公開日
2019年 / 2019年12月06日
製 作 国
日 本
監 督
新城 毅彦
上 映 時 間
115分
公開時コピー
わたしが恋をしたのは、
学校イチのイケメンでも、
憧れの先生でもなく、
スーパースターでした。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
片寄 涼太
[as 綾瀬楓]
橋本 環奈
[as 花澤日奈々]
眞栄田 郷敦
[as 浜辺彰]
八木 アリサ
[as 内田柊]
岡崎 紗絵
[as 磯山光]
鈴木 勝大
[as 中条充希]
酒井 若菜
[as 花澤洋子]
遠藤 憲一
[as 高橋茂雄]
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あ ら す じ
優等生の高校生・
花澤日奈々
は真面目すぎる性格で、趣味も得意なことも「勉強」という少女だった。それでも洋食屋で働く両親を助けるために妹の送り迎えや家事全般を担当しており、忙しい毎日を過ごしていた。けれども、そんな生活の中でもシンデレラのようなおとぎ話に憧れており、いつか王子様が迎えに来てくれるという夢を見ているのだった。
ある日、彼女の通う学校がドラマのロケ地に選ばれ、日奈々は友人と共にエキストラとして参加することになった。そして、撮影のためにやって来たのは、国民的人気スターの
綾瀬楓
だった。2人は撮影現場でお互いを認識し合うものの、それ以上何かあったというわけでもなかったが、後日必然か偶然か2人は再会する。そして、国民的スターと普通の女子高生という関係ながら、お互いに惹かれ合っていく。
2人は誰にも知られてはいけない秘密の恋という状況の中でささやかな幸せを享受するが、ライバルの女優の存在、楓が音楽グループを脱退した理由、そして世間の目など大きな障害が立ちはだかる。そんな数々の困難を乗り越えて、日奈々と楓は結ばれるのか・・・・・?
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たぴおか的コメント
実はこの作品、劇場で観る気なんて全くなかったのだが、観たかった成海璃子主演の『ゴーストマスター』が昼間の上映回は舞台挨拶付きですべて席は完売で、残りはレイトショーしかなかったために断念して、仕方なく観ることにした作品だった。そして、観てみたら案の定海より深〜く後悔する羽目になってしまった(涙)。
そもそもこの作品を観る気がなかったのは、橋本環奈はともかく、主役の綾瀬楓を演じる片寄涼太がてっきりジャニーズだと思っていて、「またジャニーズ礼賛映画かよ」とウンザリしていたのが最大の理由。実際にはジャニーズじゃなくてEXILE一族だったのだが、どっちにしても私にとっては観たくない対象。実は彼、土屋太鳳主演の『兄に愛されすぎて困ってます』で既にお目にかかっていたようなのだが、全く記憶に残っていなかった。
その片寄涼太なのだが、前述の『兄に・・・・・』ではあまり気にはならなかったのか、どうでもよくて目に入っていなかったのか、この作品ではその演技の下手さに唖然とさせられた。「おいおい、学芸会かよ」って感じなのに加えて、笑顔が正直キモチワルイし、全くイケメンだなんて思えない。むしろ、橋本環奈演じる日奈々の幼馴染みの彰の方が文句なしにイケメンだと思う。楓と彰のキャスティングが逆だったら、作品の印象も大きく変わっていたかも知れない。
彰役の俳優が誰なのかがわからずに、エンドクレジットで眞栄田郷敦とあったのを観た時は、一瞬「え?それ誰?」状態。なぜなら、今まで彼の名前は郷敦があまりにインパクトがあって苗字に目が行かなくて、てっきり“前田郷敦”だと思い込んでいたから(ちなみに、父・千葉真一の本名が前田禎穂なので、郷敦の本名が前田郷敦らしい)。まったく、兄貴が真剣佑で弟が郷敦というのが共に本名だとは、千葉真一のネーミング・センスは完全に私の理解の許容限度を超えている。
原作はレディース・コミックだからツッコミ所も満載だと言うものの、一方では改めて橋本環奈の可愛らしさをとコメディエンヌとしての才能を再認識させてくれてetc.・・・・・とまぁ色々あるけど、それら全てが消し飛んでしまうほどの片寄涼太、それが私にとってのこの作品のすべてだった。