評     価  

 
       
File No. 3285  
       
製作年 / 公開日   2020年 / 2020年11月27日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   永江 二朗  
       
上 映 時 間   80分  
       
公開時コピー   歳恐のネット都市伝説
鮫島事件の本当の恐怖とは?
 

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   武田 玲奈 [as 佐々木菜奈]
小西 桜子 [as 仲瀬フミ]
濱 正悟 [as 戸高亮]
林 カラス [as 追水裕貴]
鶴見 萌 [as 山田鈴]
山形 啓将
水島 里菜
佐藤 仁
しゅはま はるみ [as マンション管理人]
佐野 岳 [as 佐々木将輝]
 
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あ ら す じ    大学生の佐々木菜奈はその日、コロナ禍のためにリモートで行われることとなった毎年恒例の部活飲み会に参加する。ところが、仲間の一人・あゆみが連絡もないままに参加してこなかった。不審に思うメンバーたちに、事情を知っているらしい裕貴が重い口を開いた。
 20年ほど以前に流行った都市伝説・「鮫島事件」、その真相に触れた者は呪われて死ぬといい、裕貴と鈴とあゆみは3人で事件現場だったその廃墟に行ったという。そして、その時かrあゆみのようすがおかしかったというのだ。「鮫島事件の呪いは実在するのか?その後次々と襲いかかる恐怖に、菜奈たちはパニックに陥っていく・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    今を去ること20年近く以前の2001年5月に2ちゃんねるに立てられたスレッドから拡がり、都市伝説化したものらしいが、新参者や本気にした者を釣るためのジョークだったというのが架空の事件であったというのが本当のところらしい。当然様々なスレッドが展開されのだろうが、何せ架空の事件だから、真相なんてものがあるはずもなく、だからこの作品中でも詳細は語られていない。その辺りは、観ていて非常にモヤッとするところかも知れない。
 作品中ではどうやら「鮫島事件の真相に触れると呪われる」とのことらしいが、だったらなぜ鮫島事件に触れる前から、主人公・菜奈の背後に人影が現れたりするのか?これじゃ、鮫島事件なんて全然関係なくなってしまうだろう。とにかく観る者を怖がらせたい、と思うのはわからないでもないが、度が過ぎて筋道を完全に無視してしまったら、興醒めもいいところだ。事件現場の「最後のドアを閉じれば呪いから解き放たれる」なんていうのも菜奈の何の根拠もない勝手な独り善がりだし、それをまともに受け止めて、菜奈の兄・将輝が言われるままに現場で危険を冒すのも無理があり過ぎる。
 さらには、主役の菜奈を演じる武田玲奈、グラドルやらモデルやら女優やら、どれが本業かは知らないが、この子が全然可愛くないのも致命的だ。個人的には、あの空手黒帯の武田梨奈の方がまだ可愛いと思うし、フミを演じた小西桜子の方が遥かに可愛い。そして、亮や裕貴の男連中の怖がり方もあまりに度を超してしまっているように思えて、却ってしらけてしまった。