評     価  

 
       
File No. 3286  
       
製作年 / 公開日   2020年 / 2020年11月27日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   三木 康一郎  
       
上 映 時 間   112分  
       
公開時コピー   全てが初めてだった。恋も、両想いも、
そしてALSという病も
 

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   白濱 亜嵐 [as 桐谷蓮]
平祐 奈 [as 桜木莉乃]
優希 美青 [as 橘千紘]
白洲 迅 [as 比名瀬祥]
奥田 瑛二 [as 桜木春夫]
 
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あ ら す じ    高校2年生の桜木莉乃は、同じクラスで同じ部活動の桐谷蓮に憧れている。けれども、学校一の人気者である蓮に気持ちを打ち明ける勇気もなく、いつもその姿を目で追うばかりだった。そんなある日、莉乃の気持ちを知っている親友の橘千紘が、彼氏で蓮の親友でもある比名瀬祥とのデートを口実に、莉乃と蓮が2人で帰れるように仕向けてくれる。そしてその翌日、前の席の蓮から莉乃に渡されたプリントに「昼休み、2人で話したい」という付箋が。「これって、告白?」と舞い上がる莉乃だったが、屋上で待っていた蓮からは、前日電車の中で落とした手帖を差し出された。それは、ムカつくと一句詠むという、莉乃の秘密の手帖だった。
 「ありがと」と何とか笑顔で受け取って落ち込んでいた莉乃だったが、そんな彼女を追ってきた蓮から唐突に「好きだよ」と告白され、莉乃は動揺する。「そんなわけない」と信じられない莉乃に、「とにかく全部好きなんだ。自分でも変な子を好きになったと思うけど」と屈託なくわらう蓮。こうして2人は付き合うことになった。そして、両親を事故で失った莉乃は、自分を親代わりに育ててくれたたった一人の家族である、祖父の春夫に蓮を紹介するのだった。
 そんな中、心配事が持ち上がる。莉乃の右脚が時々動かなくなってしまうのだ。病院で検査を受けた結果、異常は見つからなかったが、さらに精密検査を受けると、医師は驚くべきことを告げる。それは、莉乃が10万人にひとりの確率で罹る、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病の可能性があるというものだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    2018年、平野紫耀と共演した『honey』以来久々に観る平祐奈の主演作。ちょっと見ない間に、以前感じられた口元が意地悪そうだったようなイメージがすっかり消えたような彼女がとにかく可愛らしくて、中条あやみはやっぱり絶対可愛くない、と改めて思った(どういう脈絡なのか・・・・・謎)。
 そんな平祐奈演じる桜木莉乃と、白濱亜嵐演じる桐谷蓮のラブストーリー、というのは間違いないのだが、どちらかと言えば恋愛よりも莉乃の難病と闘う方がメインに描かれているような印象だ。だから、2人が両想いになるに至る経緯があまりにあっさりし過ぎていて、ちょっと物足りなく感じた。どちらかと言えば、両想いに至るまで紆余曲折・波瀾万丈の、同じ白濱亜嵐が永野芽郁チャンと共演した『ひるなかの流星』の方が個人的には好きだ。
 莉乃の祖父役を演じるのが奥田瑛二なのだが、さすがにまだジイさん役には早いんじゃないか?というのが正直な感想だ。まだ叔父役の方がしっくりくると思うのは私だけだろうか?