評 価
File No.
3315
製作年 / 公開日
2021年 / 2021年02月05日
製 作 国
日 本
監 督
清水 崇
上 映 時 間
117分
公開時コピー
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
山田 杏奈
[as 天沢響]
山口 まゆ
[as 天沢鳴]
倉 悠貴
[as 鷲尾真二郎]
安達 祐実
[as 天沢琴音]
原 日出子
[as 天沢唯子]
工藤 遥
[as 片瀬美優]
神尾 楓珠
[as 阿久津輝]
塚地 武雅
[as 精神科医]
國村 隼
[as 出口民綱]
大谷 凜香
[as アキナ]
山下 リオ
黒沢 あすか
高橋 和也
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あ ら す じ
人々を戦慄させる、古くから伝わる禍々しく強力な呪いが封印されているという、通称“トリバコ”と呼ばれる不吉な箱。その“箱”は、歪な木々や地を這う根が生える、不気味で壮大な富士の樹海の奥深くに封印されたという。
そしてそれから13年後。
天沢鳴
と
天沢響
の姉妹の前に“箱”が現れ、それ以来樹海で行方不明者が続出する。自ら赴いたのか、あるいは魔の力に吸い寄せられているのか?やがて、姉妹の周囲でも友人たちが不慮の事故に遭う者や姿を消す者が現れる・・・・・。
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たぴおか的コメント
本来この作品の公開は2月7日のはずなのだが、ナゼか1週間早く公開していたため、「あれ?1週間公開日を間違っていたかな?」なんて思いながらついつい観に行ってしまった。後からオフィシャルサイトを見たら、1月30日(土)と1月31日(日)の2日間限定で先行上映が行われたようだった。
『犬鳴村』に続く“恐怖の村”シリーズ第2弾って・・・・・何だか無理矢理後付けでシリーズにした感があるが、三吉彩花が主演していただけに『犬鳴村』の方に軍配を挙げたくなる。怖さも『犬鳴村』の方が上だった気がするし、何よりも脚本の出来に雲泥の差があるように思える。特にこの作品はとにかく前置きが長すぎて、クライマックスの盛り上がりは悪くないのだが、その前に退屈してしまった。さらには、クライマックスまでのストーリーの運びが非常に手際悪く感じて、明らかにそれが退屈さ助長している。
主役の響を演じた女優が、どこかで観たような観ないような顔だと思ったら、前日に『名も無き世界のエンドロール』でお目にかかったばかりの山田杏奈だとエンドクレジットで知ったが、『名も無き』のヨッチと響とでは印象が全く異なっていて、クレジットを観なければ山田杏奈だとはわからなかっただろう。そして、意外だったのは鳴と響の母親を演じていた女優が、どうも安達祐実に似ていると思ってはいたが、まさか本人だとは思わなかった。