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評 価 | |||||
File No. | 3427 | ||||
製作年 / 公開日 | 2021年 / 2021年09月10日 | ||||
製 作 国 | 日 本 | ||||
監 督 | エドモンド・ヨウ | ||||
上 映 時 間 | 92分 | ||||
公開時コピー | ひとつのキャラバンが終わり、また次が始まる。 | ||||
キ ャ ス ト |
小松 菜奈 [as さつき] 宮沢 氷魚[as 等] 佐藤 緋美 [as柊] 中原 ナナ [as ゆみこ] 吉倉 あおい [as 蛍] 中野 誠也 [as 充] 臼田 あさ美[as 麗] |
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あ ら す じ |
さつきと等は、鈴の音に導かれるように、長い橋の下に広がる河原で出会った。恋に落ち、付き合うまでに時間はかからなかった。等には3つ下の弟・柊がいて、柊にはゆみこという恋人がいた。初めて4人で会ったときから意気投合し、自然と一緒に過ごす時間が増えていく。食事をしたり、ゲームをしたり、ゆみこが気になっているという“月影現象”について「もしも現実に月影現象が起きたら、誰に一番会いたいか?」を語りあったり。何気ないけれど穏やかで幸せな日々が過ぎていくなかで、別れは前触れもなくやってきた。 等とゆみこが死んだ。深い哀しみに打ちひしがれるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれず、ショックで食べることも忘れ、ひたすら走るさつき。そんなさつきを心配しながら、ゆみこの制服を着て何かを感じようとする柊。それぞれの方法で哀しみと向きあおうとしていた。 ある日、2人は不思議な女性・麗と出会い、少しずつ“生きていく”という日常を取りもどしていく。そして、以前みんなで語り合った“月影現象”に導かれていく。もう一度、会いたい、会いに来てほしい。その現象とは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった・・・・・。 |
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たぴおか的コメント |
久しぶりに途中退場したくなった作品。主役の早月を演じた小松菜奈は相変わらず好きになれないし、相手の等役の宮沢氷魚はMEN'S NON-NOのモデルらしいが、イケメンかブサイクかと聞かれれば迷わずブサイクと答えるほど、イケメンにはほど遠くて魅力ゼロ。等の弟・柊役の俳優は佐藤緋美なんて女性だとしか思えない名前だが、これまたお世辞にもイケメンとは言えないし、その彼女ゆみこを演じた中原ナナも美人からはほど遠い日本人離れしたルックス。メインキャストが揃いも揃ってあまり好感が持てるとは言えなかった。唯一好きな女優だった臼田あさ美も、この作品で演じるキャラクターの麗は何を考えているんだか・・・・・。というか、この作品の登場人物が揃いも揃って言動が意味不明だ。 原作が吉本ばななの30年以上も前の小説ということを知った時点で、イヤな予感がしたのだが、案の定劇場で観るのはやめておけば良かったと、今さらながらに後悔している。吉本ばななに「名作」と称されるようなストーリーが書けるとは到底思えないから、『ムーンライト・シャドウ』とやらいう小説が世界的ベストセラーだなんて微塵も信じられない。百歩譲って仮にもしそうだとしたら、30年以上も映画化されずに放置されているはずがなく、とっくに映像化されているはず。BGMの不協和音があまりに耳障りで不快だし、台詞も少なすぎて、登場人物のワケがわからない行動がますます理解不能に陥るという負のスパイラルで、観ていてストレスが溜まるだけだった。 |
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